独学でソムリエ試験に挑戦した話し1

長い間、コラムの更新を怠っておりました。申し訳ありません。

2020年3月から、ニューヨークに行き、あちらで少しウエディングを勉強してくる予定でしたが、コロナ感染拡大で白紙になり、ポカンと大きな穴が空いたような状態でした。

そんな中、以前から興味があったのに、難しいからと挑戦できなかったソムリエ試験にチャレンジすることにしました。そして、なんと2020年、奇跡的に?私はソムリエになることができたのです!

ですので、少しだけ結婚式とは関係ないのですが、このコラムでもソムリエ試験のお話を書けたらなと思います。

お金をかけるのが嫌だったのと、ワインスクールのイメージが良くなかった私は(スクールの方、申し訳ありません)独学でチャレンジすることにしました。後に、やっぱりスクールに通うべきだったと数百回は思った場面もあったのですが‥

ウエディングプランナーとして、またソムリエとして、お客様に広いご提案ができれば、、そして海外では当たり前のワイナリーウエディングをもっと日本でもできたらいいな・・という最初は割と軽い気持ちだったと思います。

そんな気持ちで、試験に申し込んだのが4月でした。勉強開始は正直5月になっていたと思います。

1次試験は筆記試験です。と言っても、日本ソムリエ協会は2016年からCBT方式という試験方法を取り入れており、7月後半から8月の決まった期間の好きな日時に、主要都市にあるパソコン試験センターに行き、各自、試験を受けます。問題は何万問も用意され、その中から120問くらいが選出され、一人ひとり違った問題が出題されます

カンの良い方ならお分かりだと思いますが、この試験方法は、過去問題対策が膨大になります。汗

全員が同じ試験を受けるなら、傾向と対策も打てるのですが、一人ひとり問題が違うとなると、どこから何が出題されるのかは、なかなか掴みづらい訳です。ですので、2016年から、ぐっと合格率が下がり、難関度が増しています。そんな情報を目にして、さらにビビリましたが、コロナで外に出かけることも少なくなり、時間はあるという変な自信で試験と向き合うことにしました。

ただ、昔のタウンページくらいある教本に、英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語と、あらゆる外国語で書かれた文字を見ると、気が遠くなるというか、なんとも不安な気持ちになりました。

一般的な資格試験は問題集をやって、わからない部分や間違えた部分をテキストで覚える勉強を繰り返せば、大抵は合格できると思うのですが、ソムリエ試験では出題が細かく広範囲で、教本から多数の出題があるため、私の作戦は、【教本を読み込んだあと、問題を解いていくやり方】でした。

ただ、やはり並行して問題も解いていかないと後半、時間が足りなくなります。

1500問の問題集をアマゾンで購入し、やり始めました。この時は、1500問もやれば十分だと、とんだ勘違いをしていたのです。その勘違いに気づく7月の恐怖の出来事までは・・(つづく)

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