【平日の結婚式】平日の結婚式ってどうなの?メリット・デメリットと成功の秘訣をご紹介!

緑の森を背景に、タキシード姿の新郎とウェディングドレス姿の新婦が抱き合っている

前回の記事「【冬の結婚式】ロマンチックな冬婚は魅力がたくさん!寒さ対策やおすすめのテーマをご紹介」では、冬の結婚式の魅力や寒さ対策についてご紹介しました。
今回の記事では「平日の結婚式」についてみていきましょう。

結婚式というと一般的には土日や祝日に行われるイメージがありますよね。しかし、おふたりの仕事の休みが平日である場合や、どうしても結婚式を挙げたい記念日があるなどの理由から平日に結婚式を挙げたいと考えている人もいるでしょう。
平日に結婚式をしたい!と思ったものの
「平日に結婚式を挙げるのは迷惑なのかな?」
「平日の結婚式のメリットってなんだろう?」
など疑問が出ている人もいるはず。

そこでこの記事では、平日の結婚式のメリットやデメリットを詳しくご紹介します。平日の結婚式を成功させるためのポイントについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

平日の結婚式ってどうなの?

手書きのスケジュール帳が開かれて置かれている

結婚式といえば土曜日や日曜日、祝日などの休日に挙げるイメージが多いですよね。そのため「平日に結婚式を挙げても良いのかな?」と不安に思っている人がいるかもしれませんが、結婚式を平日に開催しても全く問題ありません。
平日の結婚式は近年増加傾向にあり「ゼクシィトレンド調査2024 全国推定値」によると、平日に結婚式を挙げたカップルは11.2%と全体の約1割の人が平日に結婚式を挙げています。新郎新婦がサービス業などで平日休みだったり、働き方改革により平日に休みを取りやすかったりすることが影響しているようです。
では、平日の結婚式にはどのような特徴があるのでしょうか。平日の結婚式のメリットやデメリットについて次の項目から詳しくみていきましょう。

平日の結婚式のメリット

白いウェディングドレスの前に、白いハイヒールと薄ピンクのバラのブーケが置かれている

まずは平日の結婚式のメリットについてご紹介します。平日の結婚式のメリットは

  • 希望日程の予約が取りやすい
  • 費用を安く抑えられる
  • 貸し切り感を味わえる
  • 交通機関の混雑が少ない
  • より細やかで充実したサービスを受けられる可能性も

があります。それぞれ詳しくご紹介します。

希望日程の予約が取りやすい

結婚式はやはり休日に挙げるカップルの方が多いため、土日や祝日のお日柄の良い日など人気のある日はすぐに予約が埋まってしまいます。人気の日程などは1年以上前から予約が埋まっていることも珍しくありません。しかし、平日の結婚式であれば休日ほど早く予約が埋まることはないので、結婚式まであまり日にちがない場合でもお日柄の良い日など希望日時の予約が取りやすいのがメリット。大安や友引、一粒万倍日などの縁起の良い日や、11月22日(いい夫婦の日)など語呂合わせの良い日など好きな日程を予約できますよ。

費用を安く抑えられる

ガラスの器の中にたくさんの外国のコインが入っており、そこから緑の双葉が2つ芽吹いている

平日に結婚式を挙げるカップルは少ないため、式場としても平日に結婚式を挙げて欲しいと思っています。そのため、平日の結婚式限定プランを用意していたり休日よりも安く費用が設定されていたりすることが多く、費用を安く抑えられるのも平日の結婚式の魅力。休日よりも大幅に割引してくれることや、特典が豪華な会場もあります。平日の結婚式にすれば予算が厳しくても予算内で結婚式を挙げられたり、割引の費用分で装飾や演出などをグレードアップしたりすることができますね。料理やドリンクを充実させれば、ゲストの満足度がアップすること間違いなしです。

貸し切り感を味わえる

先ほどからお伝えしているように平日は結婚式を挙げる人が少ないため、休日のように1日何件もの結婚式があるということはほぼありません。1日に1件しか予約が入っていないことが多く、貸し切り状態で結婚式を挙げられるというのもメリットのひとつ。式場によっては「1日1組限定プラン」などもあり、会場全体を貸し切りにして結婚式を挙げられることもあります。貸し切りであれば他の新郎新婦やゲストを気にすることなくお二人の結婚式に集中できて、贅沢な時間を過ごせますね。ゲストも周囲を気にせずにゆったりと過ごせるはずです。

交通機関の混雑が少ない

大都市の駅に停車する新幹線

休日はお出かけなどで電車や道路が混雑していることが多いですよね。しかし平日であれば電車やバスなどの公共交通機関も空いており、道路も休日のように混雑していないのでゲストの移動がしやすくなります。特に遠方から出席するゲストが多い場合は、ゲストがスムーズに移動できますよ。

より細やかで充実したサービスを受けられる可能性も

休日は何件もの結婚式が入っているため、式場のスタッフも分刻みのスケジュールで行動しています。そのため、細かい部分まで目が行き届かないことも。その反面、件数の少ない平日の結婚式であればスタッフにも余裕が生まれてお二人の結婚式に集中できます。ゲストひとりひとりに気配りができるようになり、充実したサービスを受けられる可能性があるのも平日の結婚式の魅力。ゲストの満足度がアップしそうですね。

平日の結婚式のデメリット

白のオーガニックな風景を手にして立つ新婦

続いて、平日の結婚式のデメリットをみていきましょう。
平日の結婚式のデメリットは

  • 欠席率が高くなることも
  • 親御さんや親族から反対される可能性がある

です。
それぞれみていきましょう。

欠席率が高くなることも

平日の結婚式最大のデメリットは、平日に仕事の休みが取れずに欠席になってしまうゲストがいる可能性があるということ。土日休みの仕事をしているゲストが多い場合は、ゲストの欠席率が高くなってしまうかもしれません。また、結婚式を火曜~木曜の週の中日にする場合、宿泊が必要な遠方からのゲストは平日に2日間休みを取らなければならないのでより出席するのが難しくなってしまいます。
また、結婚式には出席できても翌日の仕事に影響してしまうため欠席になってしまうこともあります。平日の結婚式を検討するときは、平日休みのゲストが多いのか、遠方のゲストはどれくらいいるのかなど、ゲストの顔ぶれをみて判断するようにしましょう。

親御さんや親族から反対される可能性がある

木製のNとGの文字を持つ左手

平日の結婚式が増えてきたとはいっても、やはり「結婚式は土日や祝日に行うもの」と考える人は多くいます。特にご年配の方は「結婚式=休日」と考える人が多く、平日の結婚式は非常識だと感じる人もいるようです。平日の結婚式を親御さんや親族に反対されてしまう可能性があるのもデメリットのひとつ。親御さんや親族には事前に平日の結婚式を検討していることを伝えて、了承を得るようにしておくと安心ですね。

平日の結婚式を成功させるために大切なポイントはこれ!

手をつないで、会場の廊下を進む新郎と新婦

まだあまり馴染みのない平日の結婚式を成功させるためにも、押さえておきたい大切なポイントがいくつかあります。それぞれを詳しくみていきましょう。

ゲストへの日程連絡を早めに行う

木の手すりの上に白いハイヒールが置かれ、その間に白の風景が置かれている

土日休みのゲストが平日に休みを取るためには、早めに職場に申請しなければならないことがあります。結婚式に日程が決まったらなるべく早めにゲストに連絡するようにしましょう。連絡するときには「平日に結婚式を挙げる理由」をしっかり伝えたり、「休みが取りづらかったら無理しなくていいからね」という言葉を添えて伝えたりすると◎。ぜひ出席して欲しい!というゲストがいたとしても、無理に誘うことはせずに相手に配慮する姿勢を忘れないようにしてくださいね。

ゲストが参加しやすい日取りにする

平日に結婚式を挙げる場合は、できるだけ金曜日や祝日の前日など連休になるような日取りにするのがおすすめ。結婚式の次の日が休みであれば、宿泊が必要な遠方からのゲストも平日休むのは1日で済むので参加しやすくなります。翌日の仕事を気にする必要がないので、ゲストもゆったりと過ごせますね。
また、ゲストの仕事にもよりますが仕事が忙しくなる月初や月末などは避けた方が無難。全員に配慮するのは難しいですが、なるべくゲストに配慮した日取りにするといいですね。

ナイトウエディングを検討する

夕日が落ちた薄暗い中、海の中に立って、キスをしている新郎と新婦。

平日の結婚式は時間帯も配慮できると◎。
結婚式の時間帯をナイトウエディングにすれば、仕事を早上がりにするなど日中仕事をした後に結婚式に参加できるので、ゲストの出席率が上がる可能性があります。特に、金曜日のナイトウエディングであれば、翌日の予定を気にせずに結婚式をしっかりと楽しんでもらえますね。どうしても平日に結婚式を挙げたい!という人は、ナイトウエディングを検討してみましょう。

関連記事:【ナイトウェディング】メリット・費用から演出アイデアまで徹底解説!会場選びのコツも

平服OKなどゲストの服装にも配慮する

平日のナイトウエディングの場合は仕事後に参加するゲストもいるので、平服OKなどゲストの服装にも配慮すると◎。ドレスに着替えたりヘアセットしたりする時間が不要になるので、ゲストも参加しやすくなります。

子どもがいるゲストへの配慮を忘れずに

ピンクのバラの花びらがたくさん撒かれた会場に1人立っている白いドレス姿の女の子。

平日に結婚式を挙げる場合、子どもがいるゲストは家族が平日仕事で子どもの預け先がなく子連れでの出席になる可能性があります。
「子連れで出席していいのかな…?」と不安に思っている人もいるので、子どもと一緒に出席して欲しい旨をしっかりと案内するようにしましょう。会場内にキッズスペースを作ったりキッズメニューを案内したりすると、子連れのゲストも安心できますね。授乳室やおむつ替えスペースの有無も確認して伝えておくといいでしょう。

少人数の結婚式を視野に入れる

平日の結婚式であれば、親族や親しい友人などに限定して少人数での結婚式するのも◎。ゲストの人数が少なければ、ゲストが参加しやすいように日程や時間帯を調整しやすくなります。ゲストへの平日の結婚式に関しての案内もより丁寧に行うことができますね。

まとめ

この記事では、平日の結婚式についてご紹介しましたがいかがでしたか。
平日の結婚式は近年増えており、新郎新婦やゲストにとってもさまざまなメリットがあります。
しかし、平日の結婚式はゲストのスケジュール調整が難しかったり親族から反対されてしまったりする可能性があるのも事実。
「初めて参加したけど、平日の結婚式って素敵だね!」とゲストに思ってもらえるように、ゲストへの配慮を忘れずに行うようにしてくださいね。
平日の結婚式は、おふたりの工夫次第でゲストの満足度の高い結婚式にできます。
成功させるための大切なポイントをしっかりとチェックして、素敵な結婚式にしてくださいね。