キャンドルサービスをしないのは非常識?代わりの演出やテーブルラウンドのアイデアをご紹介

結婚式の定番演出として、長く親しまれてきたのが「キャンドルサービス」です。新郎新婦が各テーブルを回り、ゲストの前でキャンドルに火を灯していく姿は、結婚式らしいロマンチックなシーンのひとつになります。
しかし最近では
「キャンドルサービスはしなくてもいいかな」
「キャンドルサービス以外の演出がしたいな」
と考える新郎新婦も少なくありません。
では、キャンドルサービスをしない場合、代わりにどのような演出を選べばよいのでしょうか?
今回の記事では、キャンドルサービスをしない理由や代わりにおすすめの演出をご紹介します。さらに「キャンドルサービス以外のキャンドル演出を取り入れたい」というカップルにおすすめのアレンジ方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
キャンドルサービスとは?意味や由来をご紹介

キャンドルサービスとは、披露宴の再入場の際などに新郎新婦が各ゲストテーブルを回り、テーブルに用意されたキャンドルに火を灯していく演出です。キャンドルには「幸せ」「希望」「未来」などの意味があるといわれており、各テーブルへのキャンドルサービスは「幸せを分かち合う」こと、メインキャンドルへの点火は「おふたりの明るい未来」への祈りが込められているとされています。会場の照明を落とし、たくさんのキャンドルが灯った空間は幻想的で、昼間の披露宴とはまた違ったロマンチックな雰囲気を演出できますよ。
また、キャンドルサービスは新郎新婦がゲストのテーブルを一卓ずつ回るため、「ゲスト全員と顔を合わせられる」という魅力も。昔ながらの定番演出というイメージがありますが、キャンドルの種類や取り入れ方を変えることで、ナチュラル、シンプル、スタイリッシュなど、さまざまな結婚式の雰囲気に合わせることができますよ。
テーブルラウンドとキャンドルサービスの関係
お色直し後、新郎新婦が各テーブルを回っておもてなしする時間のことを「テーブルラウンド」と呼びます。キャンドルサービスは、このテーブルラウンドの中でもっとも定番の演出のひとつ、という位置づけです。
つまり「テーブルラウンドで何をするか」を考えたときの選択肢のひとつがキャンドルサービスなので、この記事でご紹介する代わりの演出も、すべてテーブルラウンドの時間に取り入れられるものばかりです。「キャンドルサービス以外」だけでなく「テーブルラウンド全体をどうするか」で悩んでいる方にも参考にしていただけます。
キャンドルサービスをしない・やりたくない理由
昔から結婚式で親しまれてきた定番の演出であるキャンドルサービスですが、「取り入れなくてもいいかな」と考える新郎新婦もいます。ここではキャンドルサービスを実施しない理由についてみていきましょう。

費用がかかる
キャンドルサービスを行うには、各卓キャンドルやメインキャンドルなどの費用がかかります。特に、大きなメインキャンドルや、ゲストテーブルごとに用意するキャンドルは、種類やデザインによってはやや高額になることも。「キャンドルサービスのために費用をかけるなら、料理や衣裳、写真など別の部分を充実させたい」と考える新郎新婦にとっては、優先度の低い演出になることもあるでしょう。
定番すぎて古く感じる
キャンドルサービスは、昔から結婚式で行われてきた王道の演出です。そのため「親世代の結婚式でも見たことがある」「定番すぎて少し古い印象がある」と感じる人もいるかもしれません。もちろん、キャンドルサービスそのものが時代遅れというわけではありません。キャンドルの灯りに包まれた会場は今でも美しく、結婚式らしいロマンチックな雰囲気を演出できます。
ただ、「人とは違う結婚式にしたい」「自分たちらしい演出を取り入れたい」というカップルにとっては、昔からある定番のスタイルにそのまま合わせることに魅力を感じないこともあり、キャンドルサービスを取り入れない選択をするようです。
ゲストとゆっくり話す時間がほしい
キャンドルサービスでは新郎新婦が各テーブルを回るため、ゲストと顔を合わせることは可能です。しかし、テーブルごとにキャンドルを灯していくことが中心になるため、ゲストとゆっくり会話をしたり、一緒に写真を撮ったりする時間は限られてしまいます。「せっかく来てくれたゲストと、できるだけたくさん話したい」「一緒に食事を楽しんだり、写真を撮ったりしたい」と考えるカップルにとっては、キャンドルサービスの時間を歓談に充てるほうが魅力的に感じられるでしょう。
キャンドルサービスの代わりにおすすめの演出
「キャンドルサービスをしない」と決めたら、その時間をどのように使うかも考えてみましょう。ここでは、キャンドルサービスの代わりにおすすめの演出をご紹介します。
フォトラウンド

キャンドルサービスの代わりとして、取り入れやすいのが「フォトラウンド」です。フォトラウンドは新郎新婦が各テーブルを回り、ゲストと一緒に写真を撮影します。ゲストとの会話を楽しんだり、ポーズを決めたりしながら、和やかな時間を過ごせるのが魅力です。「ゲストとの思い出をたくさん写真に残したい」という新郎新婦にもぴったり。テーブルごとにポーズや小物を変えたり、フォトプロップスを用意したりするのもおすすめですよ。
バルーンを使った演出

キャンドルサービスの代わりに、バルーンを使った演出を取り入れるのもおすすめです。例えば「スパークバルーン」は、各テーブルに用意した大きなバルーンを新郎新婦が割り、中から小さなバルーンが飛び出す演出。テーブルごとに華やかな瞬間が生まれるため、ゲストも一緒に楽しめます。キャンドルサービスのように新郎新婦が各テーブルを回りながら演出できるうえ、キャンドルとは違った明るく楽しい雰囲気を作れるのが魅力です。
ビールサーブ・ドリンクサーブ

お酒が好きなふたりなら、「ビールサーブ」などのドリンクを使った演出がおすすめです。新郎がビールをサーブし、新婦がゲストにおつまみやドリンクを配るなど、ふたりで役割を分担すると◎。新郎新婦がゲストのもとへ直接行くため、自然と会話も生まれます。堅苦しくないアットホームな結婚式や、ゲストと一緒に楽しい時間を過ごしたい新郎新婦にぴったりですよ。
デザートサーブ

ゲストへのおもてなしを大切にしたいなら、デザートサーブやウェディングケーキサーブも候補のひとつ。新郎新婦がゲストへデザートを届けることで、料理を通したおもてなしができます。デザートビュッフェと組み合わせれば、ゲストに喜ばれること間違いなしですよ。
果実酒作り

ゲスト参加型の演出として人気なのが「果実酒作り」です。各テーブルにカットフルーツを用意しておき、新郎新婦がテーブルを回った際にゲストからサーバーにフルーツを入れてもらいます。高砂に戻ったらリキュールを注いで完成。数ヶ月後に飲み頃を迎えたら、新居にゲストを招いて一緒に乾杯するという楽しみ方もできますよ。お酒が苦手な方向けには、お酢を使った「果実酢」にアレンジする方法もあります。
花束作り
ゲストひとりひとりから花を一輪ずつ受け取り、新郎新婦が花束に仕上げていく演出です。テーブルラウンドの最後には、ゲスト全員の気持ちが詰まった花束が完成します。そのままブーケトスに使うカップルもいて、ゲスト参加の実感を最後まで持ってもらえるのが魅力です。
ゲストとの歓談を楽しむ

あえて別の演出を入れず、ゲストとの歓談時間にするという選択もあります。結婚式では、演出や余興が続くと、ゲストとゆっくり話せる時間が意外と少なくなってしまうことも。「今日は来てくれてありがとう」と直接伝えたり、料理を楽しみながら会話したりする時間は、シンプルですが大切な思い出になりますよ。
キャンドルを使いたい人におすすめ!キャンドルを使ったアレンジ演出
「キャンドルサービスはしなくてもいいけど、キャンドルを使った演出は取り入れたい」そんな新郎新婦もいるでしょう。キャンドルサービス以外にもキャンドルを使った演出はいろいろありますよ。
キャンドルリレー

キャンドルを使った演出として代表的なのが「キャンドルリレー」です。新郎新婦からゲストへキャンドルの灯りを渡し、さらにゲストから隣のゲストへと灯りをつないでいきます。新郎新婦が各テーブルを回って火を灯すキャンドルサービスとは異なり、ゲスト自身も演出に参加できるのが特徴です。会場全体に少しずつ灯りが広がっていくため、幻想的な雰囲気を楽しめます。「ゲストも一緒に参加できる演出にしたい」「結婚式に意味のある演出を取り入れたい」というカップルにおすすめです。
クレールストーリア

ゲストへのサプライズを取り入れたいなら、「クレールストーリア」のようなメッセージを楽しめるキャンドル演出もあります。クレールストーリアとは、ゲストと一緒にキャンドルを灯し、専用の蓋をかぶせることで熱によって蓋の内側にメッセージが浮かび上がるというものです。キャンドルの灯りを楽しんだあとにメッセージが現れるため、ゲストにとっても嬉しいサプライズになりますよ。
キャンドルビュッフェ

ゲスト参加型の演出を取り入れたいなら、「キャンドルビュッフェ」もおすすめです。受付や入場時などに、色や香り、デザインなどが異なるさまざまなキャンドルを用意し、ゲストに好きなものを選んでもらいます。そのキャンドルを披露宴の席に飾ることで、世界にひとつだけのテーブルコーディネートに。結婚式のテーマカラーに合わせてキャンドルを用意したり、ふたりの好きな色や香りを取り入れたりすれば、オリジナリティのある演出になりますよ。
ブローアウトセレモニー

披露宴の中で印象的な瞬間を作りたいなら、「ブローアウトセレモニー」がおすすめです。会場の照明を落とし、ゲストが持つキャンドルの灯りだけで会場を彩ったあと、全員で一斉にキャンドルの火を吹き消します。それまで明るかった会場がキャンドルの灯りだけに包まれることで、幻想的な雰囲気を演出できます。キャンドルの灯りに願いを込めてから火を消すなど、ふたりなりの意味を持たせても素敵ですね。
メインキャンドルへの点火

「各テーブルを回る時間は短くしたいけれど、キャンドルに火を灯すシーンは残したい。」そんな場合には、披露宴の中でメインキャンドルに点火する演出もおすすめ。ふたりで大きなキャンドルに火を灯せば、会場の照明を落としたタイミングで印象的なシーンを作ることができます。王道のウェディングらしい雰囲気を残しながら、シンプルにキャンドルを楽しみたい新郎新婦におすすめです。
LEDキャンドルを使う

「キャンドルは使いたいけれど、本物の火を使うのは少し心配」という場合には、LEDキャンドルを使う方法もあります。火を使わずにキャンドルのような光を楽しめるため、テーブルコーディネートや会場装飾にも取り入れやすいでしょう。ただし、使用できるアイテムや演出は会場によって異なるため、取り入れたいときはウェディングプランナーや会場へ確認すると安心です。
キャンドルサービスをしない演出に関するよくある質問

Q. キャンドルサービスをしない結婚式は非常識ですか?
A. 非常識ではありません。テーブルラウンドの演出は年々多様化していて、フォトラウンドやビールサーブを選ぶカップルも増えています。大切なのは形式より、ゲストへの感謝をどう伝えるかです。
Q. テーブルラウンドにはどれくらい時間がかかりますか?
A. ゲストテーブルの数にもよりますが、一般的には20〜30分程度が目安です。演出によって多少前後するので、会場のプランナーと相談しながら決めるのがおすすめです。
Q. キャンドルサービスの代わりに何もしないという選択もありですか?
A. あります。演出を入れずに歓談の時間にあてるカップルも増えていて、ゲストとゆっくり話したい方にはこの形もおすすめです。
Q. LEDキャンドルと本物のキャンドルで費用は変わりますか?
A. LEDキャンドルは繰り返し使える分、レンタルや購入費用が本物のキャンドルより抑えられるケースが多いです。ただし会場によって使用可否や料金体系が異なるので、事前確認が必要です。
Q. キャンドルサービスをしない場合、ゲストへの説明は必要ですか?
A. 特別な説明は不要です。司会からの案内や進行の中で自然に伝わるので、招待状などで事前に触れる必要はありません。
まとめ
キャンドルサービスは、長く結婚式で親しまれてきた定番の演出です。
一方で最近は、定番すぎて古く感じてしまう、費用が気になる、ゲストとゆっくり過ごしたいなどの理由から、キャンドルサービスを実施しない新郎新婦も増えています。
キャンドルサービスをしない場合は、ご紹介したようにフォトラウンドやビールサーブなど、おふたりの好みや結婚式の雰囲気に合った演出を取り入れるのもおすすめです。
また、キャンドルの幻想的な雰囲気が好みな人は、キャンドルリレーやクレールストーリア、メインキャンドルへの点火など、おふたりの好みに合わせてアレンジすることもできます。
ゲストとの会話を楽しみたい、たくさん写真を残したい、ロマンチックな雰囲気を演出したいなど、まずはおふたりが結婚式で大切にしたいことから演出を選んでみてくださいね。


