ブーケトス・ブーケプルズを実施しない人が増えている?代わりの演出や押さえておきたいポイント!

結婚式の定番演出として長年親しまれているのが「ブーケトス」や「ブーケプルズ」です。
結婚式のワンシーンとして思い浮かべる人も多く、「花嫁が幸せのおすそ分けをする演出」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし最近では、結婚式のスタイルやゲストの価値観が多様化したこともあり、「ブーケトスを実施したくない」という新郎新婦も増えています。
とはいえ、ブーケトスやブーケプルズには昔から受け継がれてきた素敵な意味があり、ゲストが楽しめる演出でもあるので、
「ブーケトスしなくても変じゃないかな?」
「ブーケトス・ブーケプルズの代わりにどんな演出があるの?」
など、疑問に思っている人も多いはず。
そこで今回は、最近ブーケトス・ブーケプルズを実施しない人が増えている理由や、代わりに人気を集めている演出をご紹介します。ブーケトスを行わない場合に押さえておきたいポイントにも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
ブーケトス・ブーケプルズとは?
ブーケトスやブーケプルズは、挙式後やアフターセレモニーで行われる人気の演出です。どちらも花嫁が持っていたブーケをゲストへ贈るという共通点がありますが、演出方法や楽しみ方には違いがあります。まずは、それぞれの特徴や意味についてみていきましょう。

ブーケトスとは
ブーケトスとは、花嫁が後ろを向いたままゲストに向かってブーケを投げる演出です。欧米の結婚式が由来とされており、「花嫁の幸せをゲストへおすそ分けする」という意味が込められています。そして、ブーケを受け取った人には次の幸せが訪れ、近いうちに結婚できるという言い伝えがあることから、長年人気の演出として親しまれています。以前は未婚女性を対象に行われることが一般的でしたが、最近では性別や既婚・未婚を問わず「参加したい人なら誰でも参加できる」というスタイルにアレンジするカップルも増えていますよ。
ブーケプルズとは
ブーケプルズは、ブーケに複数本のリボンを付け、参加者がその中から1本ずつ選んで引く演出です。リボンのうち1本だけがブーケにつながっており、それを引き当てたゲストがブーケを受け取ることができます。ブーケを投げる必要がないため、安全面に配慮しやすいこともブーケプルズの特徴。ヒールを履いているゲストや高齢のゲストがいる場合でも参加しやすい演出ですよ。
ブーケトス・ブーケプルズを実施しない人が増えている理由
ブーケトスやブーケプルズは、今でも結婚式の定番演出として親しまれていますが、実施しないカップルも増えてきています。ここでは、ブーケトス・ブーケプルズを実施しない人が増えている理由をみていきましょう。

未婚・既婚などを区別したくない
ブーケトスと聞くと、「未婚女性が前に集まる演出」というイメージを持っている方も多いですよね。もともとは、ブーケを受け取った人に次の幸せが訪れるという言い伝えから、未婚女性を対象に行われることが一般的でした。
しかし現在では、結婚に対する考え方やライフスタイルは多様化しています。「結婚を望んでいない人」や「パートナーはいるけれど結婚の予定はない人」、「結婚について周囲に知られたくない人」など、さまざまな事情を持つゲストがいます。
そのため、「未婚・既婚でゲストを分けたくない」「誰かが気まずい思いをする演出にはしたくない」という考えから、ブーケトス・ブーケプルズを実施しない選択をする新郎新婦が増えているのです。
ゲストが参加しにくいことも
ブーケトスやブーケプルズはゲスト参加型の演出ですが、すべてのゲストが気軽に参加できるとは限りません。
- 人前に出るのが苦手
- 大勢の前で目立ちたくない
- 「自分が参加してもいいのかな」と遠慮してしまう
などの理由から、参加をためらう人もいます。
特にブーケトスでは、司会者から「未婚の女性は前へどうぞ!」と呼びかけられることに抵抗を感じるゲストも少なくありません。新郎新婦としては「盛り上がってほしい」と思って企画した演出でも、ゲストが気を遣ってしまうと、思っていたような雰囲気にならないこともあります。そのため、「誰でも気軽に楽しめる演出にしたい」と考え、ブーケトスやブーケプルズを見送るカップルも増えているのです。
ブーケトス・ブーケプルズの代わりに人気の演出
ブーケトスやブーケプルズを行わなくても、ゲストに楽しんでもらえる演出はたくさんあります。ここでは、ブーケトス・ブーケプルズの代わりとして人気を集めている演出をご紹介します。
ブーケを大切なゲストへプレゼントする

ブーケトスの代わりとして人気が高いのが、花嫁から大切なゲストへ直接ブーケをプレゼントする演出です。
- お母さまやおばあさまへ感謝を込めて贈る
- 親友にサプライズでプレゼントする
- お世話になった恩師へ感謝を伝える
など、相手への想いを込めて贈ることで、より心温まる演出になります。ブーケを受け取ったゲストにとっても特別な思い出になるのも魅力。「誰に渡すか」を自由に決められるため、ブーケトスのように参加者を募る必要がなく、ゲストへの配慮もしやすい演出です。
コスメブーケトス

「ブーケトスの楽しさは残したい」という場合には、コスメブーケトスがおすすめです。コスメブーケとは、お花の代わりにハンドクリームやリップ、フェイスパック、ボディケア用品などの美容アイテムをラッピングして束ねたもの。「幸せのおすそ分け」に加えて実用性もあるため、受け取ったゲストに喜ばれやすいのが魅力です。
また、「コスメが当たる!」というワクワク感があるため、未婚・既婚を問わず参加しやすい雰囲気を作りやすいのも◎。最近ではデパートコスメや韓国コスメなどを取り入れ、自分たちらしいアレンジを楽しむ花嫁も増えていますよ。
お菓子・おつまみトス

子どもから大人まで楽しめる演出として人気なのが、お菓子トスやおつまみトスです。お菓子をリボンでまとめたり、小袋のお菓子をかわいくラッピングしたりして投げる演出は、会場全体が盛り上がります。お酒好きのゲストが多い場合は、おつまみやお酒に合うお菓子を用意するのがおすすめですよ。
参加者を限定せず、「欲しい人は前へどうぞ!」というスタイルにすれば、年齢や性別を問わず気軽に参加してもらえます。家族婚や子どものゲストが多い結婚式でも取り入れやすく、アットホームな雰囲気になるでしょう。
トスイベント

ブーケトスをアレンジした演出として、ぬいぐるみやボールを使ったトスイベントも人気があります。新婦はキャラクターのぬいぐるみ、新郎は野球ボールやサッカーボールなど、それぞれが好きなアイテムを投げることで、二人らしさを演出できます。さらに、キャッチしたゲストにプレゼントを用意したり、当たり付きのゲーム形式にしたりすれば、子どもから大人まで楽しめる参加型の演出として会場を盛り上げられるでしょう。
パラシュートベア

ゲスト参加型の演出として人気なのが「パラシュートベア」です。パラシュートベアとは、専用のランチャーを使って、小さなパラシュートが付いたぬいぐるみを空へ飛ばす演出のこと。ふわりと舞い降りるぬいぐるみをゲストがキャッチするため、ブーケトスとはまた違った盛り上がりを楽しめます。
新婦だけではなく新郎も行えるのも魅力で、参加者を未婚女性に限定する必要がなく、年齢や性別を問わず楽しめます。結婚式らしい華やかさを演出しながら、ゲスト全員で盛り上がれる演出として人気ですよ。
ブーケトス・ブーケプルズをやらない場合に押さえておきたいポイント
ここでは、ブーケトス・ブーケプルズを行わない場合に押さえておきたいポイントをご紹介します。

ゲストが楽しめる参加型の演出を取り入れる
ブーケトスやブーケプルズは、ゲストが参加して楽しめる演出のひとつです。そのため、実施しない場合は、代わりにゲストが一緒に楽しめる時間を作るようにすると結婚式全体のバランスを保てます。
たとえば、
- 抽選イベント
- フォトラウンド
- サプライズギフト
- ゲスト参加型のクイズ
などは、年齢や性別を問わず参加しやすく、多くのゲストに喜ばれている演出なのでおすすめです。
また、歓談や写真撮影の時間を多めに確保するだけでも、ゲストとゆっくり会話ができるので「二人とたくさん話せてうれしかった」と感じてもらえることも。
演出の数が多ければ良いということはないので、ゲストと過ごす時間を大切にすることもとても魅力的なおもてなしになります。
アフターセレモニーの内容を考える
ブーケトスやブーケプルズは、挙式後のアフターセレモニーを盛り上げる人気演出でもあります。ブーケトスやブーケプルズを行わない場合は、「何もしない」のではなくアフターセレモニーをどのように過ごすかを考えておくとよいでしょう。

- フラワーシャワーやバブルシャワーをゆっくり楽しむ
- ゲストとの集合写真やフォトタイムを充実させる
- ウェルカムスペースやガーデンで歓談の時間を設ける
など、ゲストとのコミュニケーションを楽しめる時間に充てるのがおすすめ。演出を詰め込みすぎず、ゲストとゆったり過ごせる時間を設けることで、より思い出に残る結婚式になりますよ。
まとめ

ブーケトス・ブーケプルズは、花嫁の幸せをゲストへ届けるという意味が込められた、結婚式の定番演出です。
しかし近年は、ゲストへの配慮や結婚式のスタイルの変化から「あえて実施しない」という新郎新婦も増えています。
未婚・既婚を区別しない考え方が広まったことや、少人数婚・家族婚の増加、ゲスト全員が楽しめる演出へのニーズが高まっていることなど、ブーケトスやブーケプルズを取り入れない理由はさまざまです。
ブーケトスやブーケプルズを行うことも、行わないことも、どちらが正解ということはありません。
大切なのは、二人が納得して選んだ演出であること。そして、その時間をゲストと一緒に楽しむことです。
周囲の意見や「結婚式ではこうするもの」というイメージにとらわれすぎず、自分たちらしい一日を思い描きながら演出を選んでみてくださいね。


