【二次会のお料理・ドリンク】二次会の料理はどう決める?お料理やドリンクの種類/スタイルをご紹介!

2次会のブッフェ形式の料理テーブルの盛り付け

前回の記事「【二次会 衣裳選び】二次会はどんな衣裳を着る?新郎・新婦おすすめ衣裳をご紹介!」では、新郎・新婦それぞれおすすめの二次会衣裳についてご紹介しました。
今回の記事では二次会準備のポイント「二次会の料理・ドリンクを決める」についてみていきましょう。

二次会の料理は披露宴と同様、ゲストが楽しみにしているアイテムであり二次会を盛り上げる要素でもあります。
「ゲストに喜んでもらえるものを選びたいけれど、どんな料理やドリンクがあるのだろう?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、二次会料理のスタイル料理メニューを決めるときのポイントをご紹介します。二次会ドリンクについても触れているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

二次会料理には2つのスタイルがある

二次会でブッフェ形式のお料理を取りに来ているゲストたち

二次会の料理を選ぶ前にまず決めておきたいのが、料理の提供スタイルです。提供スタイルは「ビュッフェ形式」と「コース料理」の2パターンあります。それぞれの特徴をみていきましょう。

ビュッフェ形式

ビュッフェ形式は、並んでいる料理をゲストが好きなタイミングで取りに行くセルフサービススタイルです。コース料理よりもカジュアルな雰囲気になります。
メリットとしては、お腹の空き具合によって食べる量を調整できること。披露宴後にそのまま二次会に参加するゲストは、あまりお腹が空いていない人もいるので、人によって食べる量を調整できるのは嬉しいですよね。また、ビュッフェ形式の場合コース料理とは違って苦手な料理を避けられるのもメリット。好きなものだけを食べられますよ。

ビュッフェ形式は「立食スタイル」と「着席スタイル」があります。

立食スタイル

ゲストひとりひとりに決まった席がなく、食事をしながら自由に動いて楽しめるスタイルです。ゲスト全員分の椅子やテーブルを用意する必要がないため、会場を広く使えるので50名以上ゲストを招待するなど大人数のパーティーにおすすめ。
ただし、立食スタイルだとしてもいくつか椅子やテーブルを用意するのを忘れないようにしましょう。まったく椅子がない状態だとゲストは立ちっぱなしで疲れてしまいますし、ゆっくり話ができない可能性があります。ゲストに楽しんでもらうためにも、自由に座れる椅子やテーブルを用意するといいですね。

着席スタイル

着席スタイルは、ゲストひとりひとりに決まった席を用意します。ゆっくり座って会話できるので、コミュニケーションを重視したい場合におすすめですよ。ゲストに妊婦さんやお子様連れが多い場合は、着席スタイルにすると喜ばれます。

コース料理

コース料理は、ゲストの席に料理が一品ずつ運ばれてくる形式です。ゲストは着席していればよいので、ゆったりとした雰囲気で会話中心のパーティーにしたい人におすすめですよ。
少人数の二次会の場合や、披露宴に招待できずに二次会から参加のゲストが多いときなどはコース料理を選ぶ人が多い傾向があります。披露宴から続けて参加するゲストがいるときは、二次会のコース料理が披露宴のメニューとかぶらないようにするといいでしょう。

二次会料理メニューを決めるときのポイント

ブッフェ形式のデザートコーナーのお料理の飾り付け

披露宴での料理と同じように、二次会での料理もゲストが楽しみにしていることのひとつなのでとても重要です。ゲストに満足してもらえる料理を選ぶにはどのような点に気を付ければよいのか、いくつかのポイントをご紹介します。

ビュッフェ形式はバリエーション豊富に!コース料理は華やかさを!

ビュッフェ形式の場合は、バリエーション豊富に用意するのがおすすめです。さまざまなゲストに喜んでもらえるように和洋中取り揃えると◎。ステーキやローストビーフなどメイン料理は必ず入れるようにすると、見た目も華やかでゲストに喜ばれますよ。サラダやピンチョスなど軽めの料理や、パスタやピザなどボリュームのある料理など幅広く用意しておくといいですね。

コース料理の場合は、基本的にフレンチやイタリアンになります。オードブル・スープ・メイン料理(肉・魚)・デザートという構成が一般的です。コースとして料理が決まっていることもありますが、お店によってはそれぞれの料理を単品ずつ選べることも。披露宴から参加するゲストにも満足してもらえるように、なるべく披露宴とは違った料理を選ぶといいですね。コース料理は見た目も重要なので、華やかさのあるメニューを選びましょう。

男女比を確認しよう

二次会の料理メニューを決める上で重要なのが、二次会ゲスト全体の男女比です。男性ゲストが多い場合はボリューム重視になるので、肉や魚料理、パスタなどがおすすめ。全員がしっかり食べられるようにある程度の量を用意しておきましょう。反対に女性ゲストが多い場合は、男性よりも量が食べられない可能性があるので量ではなく質にこだわるのがおすすめ。サラダや旬の野菜を使ったオードブル、スイーツなどを充実させておくと満足度が高くなりますよ。

披露宴からのゲストと二次会から参加のゲストの割合

披露宴からのゲストがどれくらいいるのかを確認するのも大切です。披露宴から続けて参加するゲストは、披露宴の料理でお腹がいっぱいになっている可能性があります。お腹があまり空いていなくても食べられる軽めのメニューを用意しておくと喜ばれますよ。
二次会から参加のゲストが多い場合は、品数や量を多めに用意しておき1回分の食事として満足してもらえるメニューにしましょう。

ボリュームはどれくらい必要?

二次会の料理をビュッフェ形式にする場合、披露宴から続けて参加するゲストの料理は4分の3程度の量にすると良いといわれています。
例えば、二次会全体のゲストが80名で、そのうち披露宴から参加のゲストが60名の場合は
60名×3/4人前+20名=71人前
となるため、料理の量は71名分で二次会会場にお願いするといいでしょう。ただし、お店によってはゲストの人数分料理を頼まなければいけないことがあるので、事前に確認しておくといいですね。

気になる料理は事前に味をチェック!

料理はメニュー名や写真を見ただけでは判断できないことも。特に二次会でコース料理形式にするのであれば、どんな料理なのか事前に試食をしておくと安心です。ビュッフェ形式の場合は全てを試食するのは難しいので、二次会会場で二次会の打ち合わせをしながら料理を食べてみるのがおすすめ。食べてみて気に入った料理があれば、二次会料理に取り入れられないか交渉してみるのもいいですね。

二次会料理にインパクトを与えるのも◎!

シェフが目の前で肉を取りさばいてくれている

二次会料理を決めるときに、1つでいいのでインパクトのある料理を取り入れるのもおすすめです。ゲストの印象に残りやすく、会場全体が盛り上がるきっかけにもなりますよ。ここでは、おすすめのインパクトのある料理をご紹介します。

シェフが目の前で調理してくれるライブキッチン

シェフがゲストの目の前で調理してくれた料理を、熱々のまま食べられる演出です。料理メニューはステーキやオムレツなど会場やシェフによってさまざま。普段はなかなか見られないので、会場全体が盛り上がるおすすめの料理演出です。

豪華なチョコレートファウンテン

チョコレートファンテン

甘い香りが漂うチョコレートファウンテンは、女性ゲストやお子様連れゲストが多い場合におすすめです。チョコレートファウンテンは見た目も華やかなので、結婚式の二次会にぴったり。フルーツやマシュマロなどディップできるものが多いと、より喜ばれますよ。

カクテルパフォーマンス

カクテルパフォーマンスを行うために準備しているバーテンダー

ボトルやシェイカーなどを操りながらカクテルを作るパフォーマンスを「フレアカクテルショー」といいます。フレアバーテンダーという高い技術を持つスタッフによるパフォーマンスで、インパクトのある豪華な演出なので結婚式の二次会におすすめです。色とりどりのさまざまなカクテルを作ってくれるので、料理ではなくドリンクを重視したい人にぴったりの演出ですよ。

披露宴のような演出を取り入れるのも◎

ファーストバイトを行うために、ウェディングケーキを取り分ける新婦

二次会から参加するゲストが多い場合は、披露宴で行ったセレモニーを二次会でも取り入れると喜ばれるのでおすすめです。ウェディングケーキ入刀やゲストへ食べさせるサンクスバイトなど人気があります。もう少し人とは違う演出を行いたいという人は、ケーキ以外のものに入刀するのもおすすめ。お肉の塊や大きなハンバーガー、巨大おにぎりなどお二人の好きなものを取り入れるとゲストの印象に残りやすく盛り上がりますよ。

二次会のドリンクはどんなものを用意する?

赤とグリーンのカクテルがたくさん並んでいる

続いては二次会のドリンクについてみていきましょう。披露宴から参加するゲストは披露宴の料理でお腹が空いていない可能性があるので、二次会のドリンクにも配慮するようにしまうしょう。さまざまなゲストの好みに合うように、アルコールだけではなくノンアルコールドリンクの種類も多くしておくと◎。おしゃれなカクテルや美味しい地酒などを用意しておくとゲストの満足度がアップするのでおすすめです。

二次会にもウェルカムドリンクは必要?

ウェルカムドリンクは結婚式では定番になりつつあるので、二次会でも必要なのか気になりますよね。
二次会でも、二次会開始までの待ち時間に飲んでもらえるようにウェルカムドリンクを用意することがあります。会場によっては二次会プランの中にウェルカムドリンクが組み込まれていることも。夏場の二次会の場合や、二次会会場での待ち時間が長い場合はウェルカムドリンクがあると親切ですね。
ただし、二次会会場での待ち時間が短いときなどは、ゲストがドリンクを飲む時間がないのでウェルカムドリンクは必要ないでしょう。ウェルカムドリンクがオプションの場合は、全体的な予算や料理とのバランスを見ながら決めていくといいですね。

まとめ

今回は二次会の料理・ドリンクについてご紹介しました。
二次会の料理やドリンクは、来てくれたゲストはおもてなしの気持ちを伝える大切なアイテムです。ご紹介したように、料理の提供スタイルや料理メニューによって二次会の雰囲気は異なります。
どのような二次会にしたいのか、ゲストが喜んでくれそうなのはどんな料理なのかなどを考慮しながら、お二人が納得できる二次会料理・ドリンクを選んでみてくださいね。

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