【ラグジュアリーウェディングとは?】独特の雰囲気とそのテイストをご紹介!

豪華にコーディネイトされた披露宴会場

前回の記事「【アットホームウェディングとは?】アットホームウェディングってどんな雰囲気?さまざまなパターンをご紹介!」では、アットホームウェディングの特徴についてスタイル別に詳しくご紹介しました。
この記事ではアットホームウェディングとは対照的な「ラグジュアリーウェディング」についてみていきましょう。

一生に一度の大切な節目である結婚式を、特別な1日にしたいと思っている人は多いですよね。結婚式を上品で優雅な雰囲気にしたいと考えている人は「ラグジュアリーウェディング」がおすすめです。
ラグジュアリーと聞くと
「豪華な結婚式なんてお金がかかりそう…」
「限られた人だけができるスタイルなのでは?」
などと思ってしまいますよね。
しかし実際には、工夫次第で多くのカップルが手に届くスタイルであり、幅広い表現方法があります。

そこで今回の記事では、ラグジュアリーウェディングのさまざまなテイストについて詳しくご紹介します。ラグジュアリー感をアップさせるポイントについても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ラグジュアリーウェディングとは

白いウェディングドレスを着た新婦が白い邸宅の階段を上がっているシーン

「ラグジュアリー」とは直訳すると「贅沢」や「高級感」という意味があります。
つまり、ラグジュアリーウェディングは、洗練された上質な結婚式や特別感の感じられる結婚式のことを指します。特徴としては、上質な会場で洗練された装飾や統一感のあるコーディネート、こだわりのコース料理、おしゃれな引出物などワンランク上のおもてなしができることです。
ラグジュアリーウェディングは豪華なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、見た目の豪華さだけではなく「特別感を感じられるもの」をどのように取り入れるかが大切なポイントになってきますよ。

アットホームウェディングとの違い

前回の記事でご紹介したアットホームウェディングとラグジュアリーウェディングは、対照的なスタイルです。違いを理解することで、おふたりにぴったりのスタイルが見えてきます。

アットホームウェディング

  • ゲストとの距離の近さを重視
  • リラックスした雰囲気
  • 自然体で過ごせる空間づくり
  • 手作り感や温かみを大切に

ラグジュアリーウェディング

  • 非日常的な特別感を重視
  • 格式高く洗練された雰囲気
  • 上質で統一感のある空間づくり
  • プロフェッショナルな完成度を追求

どちらが良いというわけではなく、おふたりが結婚式に何を求めるかによって選ぶべきスタイルが変わってきます。温かさを求めるならアットホーム、非日常の特別感を求めるならラグジュアリーがおすすめです。

ラグジュアリーウェディングの定義

ラグジュアリーウェディングを構成するポイント。

豪華なシャンデリアがつるされ、その下に黒のテーブルクロスと黒い椅子、そして黒のナフキン、白の端でディスプレイされた披露宴会場

会場の質

  • 歴史や格式のある建物
  • 一流ホテルの宴会場
  • 有名建築家が設計した空間

サービスの質

  • ホスピタリティの高いスタッフ
  • 細やかな気配り
  • 専属プランナーのサポート

料理の質

  • 一流シェフが手がける料理
  • 厳選された食材
  • 美しい盛り付けと演出

装飾の質

  • 統一感のあるコーディネート
  • 上質な花材や素材
  • プロのセンスが光るデザイン

これらの要素が組み合わさることで、本当のラグジュアリーウェディングが実現します。

ラグジュアリーウェディングに向いている人!

ラグジュアリーウェディングは、次のような想いのある新郎新婦におすすめです。

上質さや格式を大切にしたい人

結婚式のゲストテーブルに置かれたナイフフォークセットとクローズで置かれたグラスセット

「一生に一度だからこそ、とにかく特別で格調高い式がしたい」という想いのある人には、ラグジュアリーウェディングがぴったりです。会場の雰囲気や装飾、サービスにこだわることで、非日常的な空間を作り出せますよ。

質の高さは細部にまで必要です。
会場選びから始まり、招待状のデザイン、当日の装飾、お見送りのプチギフトまで、全てに統一感を持たせることで本物のラグジュアリー感が生まれます。

大人数ゲストを招待したい人

豪華な空間やダイナミックな演出は、一定の人数が集まるほど映えるものです。
そのため、職場関係や友人、親族など大人数のゲストを招待するのであれば、ラグジュアリーウェディングがおすすめ。華やかなラグジュアリースタイルは、ゲストの印象に残る結婚式になるでしょう。

特に80名以上の結婚式では、会場の広さや装飾のスケール感が重要になります。大きな会場だからこそ、その空間とスケールでラグジュアリーな雰囲気が際立ち、ゲストに感動を与えられます。

ゲストへのおもてなしを最優先に考えたい人

ゴールドの飾り皿に乗せられた白いお皿。その上にブルーのナフキンと小さな霞草が飾られている

料理・サービス・ホスピタリティが一流の高級ホテルや迎賓館などを選べば、上質な空間でゲストをしっかりとおもてなしすることができます。
「来てくれるゲストに最高の1日をプレゼントしたい」「今までで1番素敵な結婚式だったと感じてもらいたい」という人は、ラグジュアリーウェディングがおすすめです。

一流の会場では、スタッフのサービススキルも高く、ゲスト一人ひとりに対して細やかな配慮が行き届きます。年配のゲストへの対応や、アレルギー対応なども安心して任せられるでしょう。

派手さよりも「上質感」を好む人

たくさんのゲストが万歳して祝福している中を進んでくる中を笑顔で進んでくる新郎と新婦。

単なる豪華さではなく、素材やディテールの「質の高さ」を重視する人は、ラグジュアリーウェディングがぴったり。
ブランドやデザインへの関心が高いカップルや、素材の良さを大切にしたい人はラグジュアリーな雰囲気を楽しめるでしょう。

目立つ装飾よりも、さりげない上質さを重視する大人のカップルに特に人気があります。洗練された空間は、写真にも美しく残り、何年経っても色褪せない魅力を持ち続けます。

費用がかかっても、クオリティを最優先したい人

ラグジュアリーウェディングは、ゲストの人数や演出内容によっては高額な費用がかかることも。
それでも「一生に一度の大切なイベントだからこそ、お金を惜しまず最高品質のものを用意したい」と考えるカップルには、ラグジュアリーウェディングが向いています。

写真や動画にこだわりたい人

夜の森の中で、花の装飾で飾られた門のモチーフの前で見つめあって、たたずむ新郎と新婦

ラグジュアリーな会場は、それ自体が美しいフォトスポットになります。
一流のカメラマンが撮影する写真や動画は、まるで映画のワンシーンのような仕上がりに。一生の記念として残る写真にこだわりたい人にもおすすめです。

上質な空間で撮影された写真は、SNSでも注目を集めます。ゲストもその美しい空間を背景に写真を撮りたくなるでしょう。

ラグジュアリーウェディングの様々なテイスト

木目調のテーブルの上にコーディネイトされたお皿とカトラリーセット

ラグジュアリーウェディングには、いくつかのテイストがあります。それぞれ詳しくご紹介するので、おふたりの理想の形を探すときの参考にしてくださいね。

ホテルウェディング

ラグジュアリーウェディングで王道なのがホテルウェディングです。充実した設備があり、スタッフの対応やサービスもホテル品質なので安定感があります。ホテルはそれぞれクオリティの高さが異なるので、ラグジュアリーウェディングの場合は五つ星ホテルや高級シティホテルなどを選ぶと◎。挙式や披露宴におけるサービスや料理、設備、スタッフのクオリティなど全てにおいて高水準なので、理想のラグジュアリーウェディングを挙げられますよ。

白いテーブルクロスと焦茶色の椅子でコーディネイトされ、シルバー・ナイフセットがセットアップされている披露宴会場

ホテルウェディングの魅力

  • 大理石やシャンデリアなど会場設備が整っており、ホテルそのものが持つ高級感を感じられる
  • 宿泊や二次会なども同じ施設で行えるため、利便性が高い
  • ホスピタリティの高いスタッフが揃っているので、ゲストをしっかりとおもてなしできる

特に遠方からのゲストが多い場合、宿泊施設と一体となったホテルは非常に便利です。また、天候に左右されることなく、安心して当日を迎えられるのも大きなメリットです。一流ホテルでは専属のウェディングプランナーがつき、準備から当日までしっかりサポートしてくれます。

ホテルウェディングにおすすめの演出

  • シャンパンタワーやファーストダンスなど
  • ホテル専属の一流シェフによるオリジナルメニュー提供
  • 大階段を使ってドラマティックな入場演出

費用の目安

  • 50名:250万円~400万円
  • 80名:400万円~650万円
  • 100名以上:600万円~1,000万円

リゾートウェディング

海外リゾートや国内の高級リゾート地などで結婚式を行うスタイルで、非日常的な空間を味わえます。
ロケーションそのものが贅沢で特別感を出してくれるので、自然とラグジュアリーな雰囲気になりますよ。旅行を兼ねて結婚式を行う人が多いようです。

ヨーロッパの街並みが遠くに見える丘でポーズを取るタキシードとウェディングドレス姿の新郎新婦

リゾートウェディングの魅力

  • 海や青空、夕焼けなど自然が作り出す贅沢なロケーションを楽しめる
  • 旅行を兼ねることが多く、ゲストもゆったりと過ごせる
  • 挙式とハネムーンを兼ねることもでき、より特別な時間を過ごせる

リゾートウェディングは、普段の生活から完全に離れた場所で行うため、本当に特別な体験になります。
海外リゾートなら、その土地ならではの文化や食事も楽しめます。国内リゾートなら、移動の負担も少なく、年配のゲストも参加しやすいでしょう。

リゾートウェディングにおすすめの演出

  • ビーチでのサンセットセレモニー
  • ガーデンパーティースタイルの披露宴
  • 花火やランタンなどを使った夜の演出

人気のリゾート地

  • 海外:ハワイ、グアム、バリ島、モルディブ
  • 国内:沖縄、軽井沢、伊豆、京都

費用の目安

  • 海外リゾート(10名程度):150万円~300万円
  • 国内リゾート(30名程度):200万円~400万円

都会的モダンスタイル

都会的モダンスタイルは、高層ビルのスカイバンケットやアートギャラリー、最新のレストランなどの会場で挙げるスタイルです。洗練されたスタイリッシュな空間を作り出すことで、ラグジュアリーな雰囲気に仕上げられます。ガラス張りの窓から広がる夜景や最新の照明演出を取り入れるなど、非日常を演出するといいでしょう。

一対のシャンパングラスにシャンパンが注がれているシーン

都会的モダンスタイルの魅力

  • モノトーンやメタリックな装飾で大人っぽい雰囲気にできる
  • 現代的でスタイリッシュな世界観を楽しめる

都会的モダンスタイルは、特に20代後半から40代のカップルに人気があります。トレンド感があり、SNS映えも抜群です。夜景をバックにした写真は、まるで雑誌の1ページのような仕上がりになります。

都会的モダンスタイルにおすすめの演出

  • プロジェクションマッピングを使った演出
  • ジャズやクラシックなどの生演奏
  • モダンアートや映像を使った会場コーディネート

おすすめの会場

  • 高層ビルの最上階バンケット
  • デザイナーズレストラン
  • 現代アートギャラリー
  • スタイリッシュなゲストハウス

費用の目安

  • 50名:280万円~450万円
  • 80名:450万円~700万円

クラシカルスタイル

歴史的な迎賓館や洋館、クラシックホテルなどの会場で結婚式をするのがクラシカルスタイルです。トレンドに流されることなく、伝統的な美しさや格式の高さ、落ち着いた優雅さを感じられるのが特徴。重厚感や歴史を感じる建築で、ステンドグラスが美しいチャペルやアンティークな家具、シャンデリアなどが装飾された会場がぴったりですよ。

壁に火っk隊の文字が刻まれている古い洋室の窓際に、ウェディングドレス姿で佇む新婦。

クラシカルスタイルの魅力

  • 時代を超えて愛されるクラシカルな世界観を楽しめる
  • 本物の格式を感じられるスタイルで、一歩会場に足を踏み入れるだけでラグジュアリーな雰囲気を味わえる

クラシカルスタイルは、年齢を問わず多くのゲストに好まれます。特に親世代や年配のゲストからの評価が高く、「きちんとした結婚式」という印象を与えられます。歴史ある建物は、それだけで特別な価値を持っています。

クラシカルスタイルにおすすめの演出

  • 弦楽四重奏やオルガンの生演奏を取り入れる
  • 入場の際にレッドカーペットを使用するのも◎
  • キャンドルを使ってより幻想的に
  • 銀食器や金色の縁取りが施された食器、高級感のあるリネンなどでコーディネート

クラシカルスタイルでは、伝統的な演出がよく映えます。フラワーシャワーの代わりにライスシャワー、ケーキカットの演出なども格式高く決まります。

代表的な会場

  • 迎賓館や歴史的建造物
  • クラシックホテル
  • 教会やチャペル
  • 伝統的な洋館

費用の目安

  • 50名:300万円~500万円
  • 80名:500万円~800万円

それぞれのテイストには特徴があり、おふたりの好みや価値観によって最適な選択が異なります。会場見学の際は、実際の雰囲気を体感してから決めることをおすすめします。

ラグジュアリー感をアップさせるポイント

ここでは、ラグジュアリー感をアップさせるポイントについてご紹介します。以下のようなアイデアを取り入れることで、より一層ラグジュアリーな雰囲気になりますよ!

ウェルカムシャンパン&ウェルカムフード

シャンパンクーラーでたくさんの氷と共に冷やされている複数のワインボトル

ゲストに非日常を味わってもらうための演出としておすすめなのが、受付時にシャンパンを提供するウェルカムシャンパン演出です。シャンパンにベリーやエディブルフラワーなどを添えておくとより一層特別感がアップします。シャンパンに合わせてカナッペやピンチョスなどのフィンガーフードを用意しておくと◎。会場に到着した瞬間から非日常的な空間を用意しておくことで、ラグジュアリーな世界観に包まれてゲストの期待感も高まりますよ。

第一印象は非常に重要です。受付でゲストを迎える瞬間から特別感を演出することで、結婚式全体の満足度が大きく変わります。スタッフがトレイでシャンパンをサーブする演出は、まるで映画のパーティーシーンのような雰囲気を作り出します。

高級感あるギフト

引出物にブランドアイテムや上質なお菓子を用意するのも◎。おふたりが厳選した引出物は、ゲストが自宅に帰ってからもラグジュアリーな雰囲気を感じられるのでゲストにも喜ばれます。引菓子も有名なパティシエが手がけたものや評判の良いお菓子を用意するといいですね。お見送りの際に配るプチギフトもこだわるといいでしょう。

引出物は結婚式の余韻を自宅まで持ち帰れる大切なアイテムです。有名ブランドの食器やタオル、老舗の銘菓など、質の高いものを選びましょう。パッケージの美しさにもこだわると、より一層ラグジュアリー感が伝わります。

ライトアップやキャンドル演出

ラグジュアリーな雰囲気を一層高めてくれるのが、照明やキャンドルを使った光の演出です。特に、ナイトウェディングであれば光を効果的に使うことで幻想的な雰囲気を実現できます。シャンデリアやスポットライトで新郎新婦を華やかに照らしたり、キャンドルを並べて幻想的なナイトセレモニーを行ったりするのも◎。プロジェクションマッピングで壁一面に映像を映し出す演出を取り入れると、視覚的なインパクトをゲストに与えられるので記憶に残る結婚式になりますよ。

照明は空間の印象を大きく左右します。プロの照明デザイナーに相談すると、会場の魅力を最大限に引き出す照明プランを提案してもらえます。キャンドルの柔らかな光は、ラグジュアリーな雰囲気に温かみをプラスしてくれるでしょう。

シャンパンタワーやカクテルショー

披露宴会場に設置されているシャンパンタワー。向こうに着席しているゲストが見える

華やかでエンターテインメント性も取り入れたい場合におすすめなのが、シャンパンタワーやカクテルショーです。シャンパンタワーはシャンパンが流れ落ちる瞬間の華やかさがあり、非日常的な雰囲気になるのでラグジュアリーウェディングにぴったり。また、炎やボトルを使ってパフォーマンスするカクテルショーは、ゲストを驚かせることができ会場全体が盛り上がります。ゲストにその場でカクテルを振る舞うことで、特別感がアップしてよりラグジュアリーな雰囲気を演出できますね。

これらの演出は、見た目の華やかさだけでなく、ゲストに楽しんでもらえるエンターテインメントとしても優れています。プロのバーテンダーによるショーは、会場に活気をもたらし、ゲスト同士の会話も弾むきっかけになるでしょう。

装花とテーブルコーディネート

柔らかな明かりの下で、緑色と白、そしてピンク色のナフキンでコーディネートされたナイトウェディングの披露宴会場

ラグジュアリーウェディングでは、装花とテーブルコーディネートの質が重要です。季節の花を贅沢に使った高さのあるアレンジメントや、統一感のあるカラーコーディネートで空間全体を美しく演出しましょう。

高級感のあるリネン、上質な食器、ナプキンの折り方まで細部にこだわることで、テーブル全体がアート作品のような仕上がりになります。ゲストが席に着いた瞬間に「素敵」と感じる空間作りを心がけましょう。

生演奏やエンターテインメント

生演奏は、ラグジュアリーウェディングに欠かせない要素です。弦楽四重奏、ピアノ、ジャズバンドなど、会場の雰囲気に合わせた生演奏を取り入れることで、上質な空間がさらに格上げされます。

プロの演奏家による音楽は、会場の空気を一変させる力があります。特に、挙式中のオルガン演奏や、披露宴でのピアノ生演奏は、ゲストの心に深く残る演出になるでしょう。

予算別ラグジュアリーウェディングの実現方法

ラグジュアリーウェディングは高額というイメージがありますが、予算に合わせて工夫することで、理想のスタイルを実現できます。

古い洋館の部屋でソファーに腰をかけている。ピンクのロングドレスを着ている新婦

予算300万円台の場合

重点的に予算をかける部分

  • 会場選び(格式ある場所を選ぶ)
  • 料理(ゲスト一人当たり1.5万円以上)
  • 装花(メインテーブルとゲストテーブル)

工夫して節約できる部分

  • ペーパーアイテムはシンプルなデザインに
  • 引出物は2品に絞る
  • 映像演出は最小限に

少人数(40名程度)であれば、300万円台でも十分ラグジュアリーな雰囲気を作れます。

予算500万円台の場合

重点的に予算をかける部分

  • 会場選び(一流ホテルや迎賓館)
  • 料理(ゲスト一人当たり2万円以上)
  • 装花とテーブルコーディネート
  • 衣装(ブランドドレスや和装)

さらに充実させられる部分

  • 生演奏の導入
  • ウェルカムシャンパン
  • こだわりの引出物

60名程度の結婚式で、バランスの取れたラグジュアリーウェディングが実現できます。

予算800万円以上の場合

全ての要素でこだわりを実現できる予算です。
一流の会場、最高級の料理、豪華な装花、充実した演出など、妥協することなく理想のラグジュアリーウェディングを作り上げられます。

80名以上の大規模な結婚式でも、ゲスト一人ひとりに特別感を届けられるでしょう。

ラグジュアリーウェディング準備のポイント

ラグジュアリーウェディングを成功させるための準備のコツをご紹介します。

チェックリスト

会場選びのチェックリスト

  • 会場の歴史や格式
  • スタッフのサービスレベル
  • 料理の評判と試食の機会
  • 装飾の自由度
  • 専属プランナーの有無
  • アクセスの良さ
  • 控室や設備の充実度

会場見学は平日と週末、昼と夜など、異なる時間帯に行くことをおすすめします。照明の雰囲気や混雑具合など、時間帯によって印象が大きく変わることがあります。

タイムスケジュールの組み方

ラグジュアリーウェディングでは、ゆとりのあるスケジュールが重要です。慌ただしさは上質な雰囲気を損ねてしまいます。

推奨スケジュール(3時間の場合)

  • ウェルカムタイム:30分
  • 挙式:30分
  • 披露宴:120分
    (歓談時間をたっぷり確保)

料理をゆっくり味わい、会話を楽しめる時間配分を心がけましょう。

コーディネートの統一感

ラグジュアリーウェディングでは、全体の統一感が非常に重要です。

ナイトウェディングで新郎新婦が入場する際にたくさんのゲストが花火を持って向かい入れているシーン

統一すべき要素

  • カラーテーマ(2〜3色まで)
  • 招待状からプチギフトまでのデザイン
  • 装花のスタイル
  • テーブルコーディネート

一貫性のあるデザインが、洗練された印象を生み出します。プロのコーディネーターに相談すると、全体のバランスを考えたプランニングができるでしょう。

まとめ

今回は「ラグジュアリーウェディング」についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
ラグジュアリーウェディングはお金をかければ実現できるというものではありません。
その空間や装飾、ゲストへの配慮などひとつひとつに「上質さ」や「上品さ」を取り入れることが大切です。

ご紹介したように、ラグジュアリーウェディングにはさまざまな種類があります。
ホテルウェディングの安定感、リゾートウェディングの開放感、都会的モダンスタイルの洗練さ、クラシカルスタイルの格式高さ。それぞれテイストが異なるので、おふたりが理想とする「ラグジュアリー感」はどのような雰囲気なのか、しっかり話し合ってみましょう。

重要なのは、予算の範囲内でメリハリをつけることです。全てにお金をかける必要はありません。会場と料理、そして装花など、ゲストの印象に残る部分に重点的に予算を配分することで、限られた予算でも上質なウェディングを実現できます。

おふたりにとってもゲストにとっても「贅沢で特別」な時間になるように、この記事を参考に素敵なラグジュアリーウェディングを作ってくださいね。一生に一度の特別な日が、最高の思い出になりますように。