【結婚式の料理】和食・洋食・和洋折衷はどう選ぶ?後悔しない決め方とゲスト構成別おすすめ
Last Updated on 2026年7月13日 by BridalStyleスタッフ
前回の記事「【結婚式の衣裳】和装or洋装どっちにする?それぞれの魅力と選ぶポイントをご紹介!」では、和装と洋装の魅力や決め方についてご紹介しました。
今回の記事では、結婚式の料理を決めるときに悩みがちな「和食と洋食、和洋折衷のどれにするのか」をテーマにみていきましょう。
結婚式の準備を進める中で、多くの新郎新婦が頭を悩ませるポイントの一つが「料理の種類」ではないでしょうか。華やかな衣装や感動的な挙式ももちろん大切ですが、披露宴のゲスト満足度に強く影響するのは「料理」なのです。
「料理がおいしかった結婚式は印象に残る」という声は年代を問わず非常に多く聞かれます。
実際、ゲストアンケートでは約8割の人が「料理」を最重要ポイントと回答しているため、料理選びは慎重に進めた方が良いポイントになります。
結婚式の定番料理スタイルには「和食」と「洋食」があります。
また近年は、和食と洋食の良さを組み合わせた「和洋折衷料理」を選ぶカップルも増えています。
年配ゲストが多いなら和食、華やかさや特別感を重視するなら洋食、幅広い年代のゲストに配慮したいなら和洋折衷料理が選びやすいでしょう。ただし、どの料理が合うかはゲストの顔ぶれや披露宴の雰囲気によって変わります。
そこでこの記事では、和食・洋食・和洋折衷それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しくご紹介します。ゲスト構成別におすすめの料理も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事のポイント
・和食・洋食・和洋折衷、どれが正解というものはありません。大事なのは「ゲストの顔ぶれに合っているか」の一点です。
・年配ゲストが多いなら和食、友人中心なら洋食、迷ったら和洋折衷。この記事では、ゲスト構成別に第1選択・第2選択まで具体的に示しています。
・和洋折衷は「いいとこどり」に見えますが、実はシェフの技量差が出やすい料理でもあります。選ぶ前に試食で必ず確認してほしいポイントも解説します。
・料理は結婚式費用の中でも大きな割合を占める部分。後悔しないために、決定前のチェックリストも用意しました。
結婚式の料理選びで大切なこと
結婚式の料理は、披露宴でゲストに感謝の気持ちを伝える大切なおもてなしのひとつです。
味のおいしさはもちろん、見た目の華やかさ、ボリューム、食べやすさ、ゲストの年齢層に合っているかどうかも料理選びでは大切なポイントになります。

結婚式の料理が重視される理由としては、まず結婚式の料理はゲストの満足度を左右する1番のポイントであるということが挙げられます。ゲストは食事を楽しみにしており、料理の美味しさによって満足度を高められるかどうかが変わってくるのです。
また、結婚式の料理はおもてなしの象徴でもありますよね。ふたりからゲストへ「来てくれてありがとう」という気持ちを形にしたものです。美味しい料理はゲストの記憶にも残りやすく、おもてなしの気持ちがストレートに心に届くので、結婚式の料理はとても大切なポイントなのです。
料理の平均費用は1人あたり15,000円〜20,000円。
総額では100万円を超えることも多く、結婚式費用の中でも大きな割合を占めます。だからこそ、後悔のない選択が大切です。
結婚式の料理には、和食・洋食・和洋折衷などのスタイルがあります。
和食は落ち着いた雰囲気で年配ゲストにも食べやすく、洋食は華やかで特別感を演出しやすいのが特徴です。和洋折衷料理は、和食と洋食の良さを組み合わせた料理スタイルで、幅広い年代のゲストが集まる披露宴でも選びやすい料理です。
結婚式の料理の種類やコース内容例をより詳しく知りたい人は「【結婚式のお料理】結婚式で大切な料理ってどう選ぶ?選び方と種類をご紹介!」を参考にしてみてください。
結局、和食・洋食・和洋折衷はどう選べばいい?
和食・洋食・和洋折衷、それぞれ何が違うのか、先に簡単に整理しておきます。
- 和食:懐石料理をベースにしたコース。落ち着いた味わいで、年配ゲストに安心感がある。
- 洋食:フレンチ・イタリアンをベースにしたコース。華やかさと特別感を演出しやすい。
- 和洋折衷:和食と洋食、両方の要素を一つのコースに組み込んだスタイル。前菜は和風、メインは洋風、といった構成が一般的。
「結局どれがいいの?」という質問には、正直「ゲスト次第」としか言えません。ただ、判断に迷ったときの目安はシンプルです。
- 年配ゲストの割合が高い → 和食
- 友人中心で若いゲストが多い → 洋食
- 年代も国籍もバラバラ → 和洋折衷
この先の項目で、それぞれのメリット・デメリットとゲスト構成別の選び方を詳しく見ていきましょう。
和食を選ぶメリット・デメリット

まずは、婚礼料理として和食を選ぶメリットとデメリットについてみていきましょう。
和食は食べやすさや季節感、縁起の良さを表現しやすい一方で、ボリュームや華やかさの見せ方には工夫が必要です。
和食のメリット

幅広い年代に安心して食べてもらえる
和食は、子どもからお年寄りまで幅広い世代が食べ慣れている料理なので「食べやすい」「胃もたれしにくい」という利点があります。
特に披露宴ではアルコールを飲むゲストも多いため、優しい味付けや油が控えめな料理が好まれることも。和食のコースは、煮物や椀物など穏やかな味わいの料理が続くため、食の好みが分かれることが少ないのもメリットですね。
また、年配ゲストは食事の内容を重視する傾向があるため、和食を選ぶことで「気遣いが行き届いている」という印象を与えることもできます。
縁起物の食材を多く利用できる
結婚式に限らず、日本では古来よりお祝い事に良いとされる食材が数多く存在します。
鯛の「めでたい」や昆布の「よろこぶ」、紅白の色合いを使った献立など、意味を持った食材を取り入れることで料理そのものに「祝福」の意味を込めることができるのです。
おすすめの縁起物食材
- 伊勢海老(長寿)
- 蓮根(見通しが良い)
- 数の子(子孫繁栄)
- 蛤(夫婦円満)
季節感を強く表現できる
和食は季節を感じられるというのも魅力です。
春は山菜や桜鯛、夏は清涼感ある冷やし椀、秋は松茸や栗、冬は蟹や根菜など、四季折々の食材がふんだんに使われます。料理だけでなく、器の素材や色、演出にも季節感を盛り込むことができますよ。季節を感じられる料理は、ゲストの印象にも強く残るでしょう。
和食は日本の文化や伝統を感じられる料理です。特に親族や年配ゲストが多い結婚式では、和食を選ぶことで格式高い雰囲気を演出でき、おふたりの配慮が伝わりやすくなります。
和食のデメリット

ボリュームが控えめに感じられることがある
和食は「上品な量」で提供されることが多く、見た目もコンパクトです。
これは和食の魅力のひとつである反面、若いゲストや食欲旺盛な友人たちにとっては「物足りないな…」と感じさせてしまうことも。さらに、披露宴のコース料理は長時間にわたるため、食べ応えが少ないと満腹感を得られずに料理の印象が薄れてしまうことがあります。
対策:品数を増やしたり、〆のご飯物をしっかり用意することで満足度を上げられます。
食材コストが高く、料金が上がりがち
和食は食材の質がそのまま味に直結するため、旬の魚介類や野菜など良い素材を揃える必要があります。
さらに、下ごしらえに時間と手間がかかり、調理工程も繊細なので料理人の技術力が必要です。これらが理由となり、会場によっては洋食よりも和食のコースが高額に設定されていることがあります。
平均費用:1人あたり18,000円〜25,000円(洋食より約2,000円〜3,000円高め)
海外ゲストがいるときは配慮が必要
和食はだしの香りや生魚、醤油の風味など日本料理独特の特徴があり、海外の方にとって馴染みが薄く苦手な人もいます。
特に生魚に抵抗がある方は多く、提供しても手がつけられない可能性も。海外ゲストがいて和食を選ぶ場合は、代替メニューを用意したり、和食風にアレンジした洋皿を取り入れたりと工夫するといいでしょう。
和食はメリット・デメリットがはっきりしています。ゲスト構成を考慮して、年配の方が多い場合や格式を重視する場合は和食がおすすめです。
洋食を選ぶメリット・デメリット

続いて、洋食を選ぶメリット・デメリットについてみていきましょう。
結婚式の洋食は、フレンチやイタリアンのコース料理として提供されることが多く、前菜・魚料理・肉料理・デザートまで華やかな流れを作りやすいのが特徴です。
洋食のメリット

華やかで写真映えする
洋食のメリットは、華やかさと特別感を演出しやすいことです。若いゲストや友人中心の披露宴でも喜ばれやすく、結婚式らしい非日常感を出しやすい料理スタイルといえます。
色とりどりの前菜やソースの装飾、立体的な盛り付けなど視覚的な楽しさがあり、写真に残したくなる美しさがあるのが魅力。SNSを楽しむゲストが多い披露宴では特に喜ばれやすく、披露宴全体の「明るさ」「賑やかさ」を出すことができます。
メインの肉料理は見た目のインパクトが大きいので、「今日は特別な日だ」と感じさせてくれる存在感もありますね。
若いゲストに人気が高い
洋食は味がしっかりしているため、友人世代のゲストが多い披露宴では「満足度が高い料理」として支持されます。
バターや生クリーム、濃厚なソースなど華やかな味付けは日頃味わえない贅沢感があり、イベント性の高い結婚式にぴったりです。また、パンと料理の相性が良くコース途中で小腹を満たしやすいため、若い人にとっては満足感が得やすいというメリットがありますよ。
人気のメイン料理
- 牛フィレ肉のロッシーニ風
- 仔羊のロースト
- オマール海老のポワレ
ワインを楽しめる
結婚式では美味しいお酒も楽しみのひとつ。洋食とワインはとても相性が良く、披露宴をより洗練された雰囲気に導きます。
前菜や魚料理など淡泊な料理に白ワイン、肉料理に赤ワイン、デザートには甘口ワインなど、料理との組み合わせを楽しむことでお互いの美味しさを引き立て合うことができますよ。ワインが好きなゲストが多い場合や、大人っぽい披露宴を希望する人には洋食がぴったりですね。
洋食は華やかさとボリューム感が魅力です。友人中心の披露宴や、カジュアルな雰囲気を演出したい場合には最適な選択となります。
洋食のデメリット

年配ゲストには重たいことがある
洋食のデメリットは、バター・クリーム・濃いソースを使う料理が多く、年配ゲストには重く感じられる場合があることです。また、肉料理の火入れや提供温度によって満足度が変わりやすいため、試食会では味付け・量・食べやすさを確認しておきましょう。
「食べきれなかった」「少し重かった」という声が出やすく、ゲストの年齢層によっては注意が必要です。軽めの洋食の組み合わせや味付けの調整など、式場と事前に相談しておくといいですね。
対策:魚料理を増やしたり、野菜を多めにするなど調整が可能です。
シェフの腕前次第で美味しさが大きく変わる
洋食の場合、メインとも言える肉料理は火入れの状態が味を左右します。
レアかミディアムか、保温の仕方は適切かなど少しの差で満足度が大きく変わることも。料理を仕上げるスピードなども重要なので、会場に技術力のあるシェフがいるかどうか試食でしっかりと味を確認するといいですね。
洋食を選ぶ場合は、必ず試食会でメイン料理の火入れ具合をチェックしましょう。ゲスト人数分を同時に仕上げる技術があるかが重要なポイントです。
和洋折衷料理を選ぶメリット・デメリット

最後は、和洋折衷料理を選ぶメリット・デメリットについてご紹介します。和洋折衷料理とは、和食と洋食それぞれの良さを取り入れた料理スタイルのことです。結婚式では、和の前菜に洋風の魚料理や肉料理を組み合わせたり、フレンチのコースに茶碗蒸しやちらし寿司などを加えたりする形で取り入れられます。
和洋折衷料理のメリット

幅広い年代・国籍のゲストに対応できる
和洋折衷は、和の優しさと洋の華やかさを組み合わせることで、より多くのゲストに配慮できる料理スタイルです。
料理メニューの工夫次第で、幅広い年齢層にも合う料理を提供できます。さまざまな年代が集まる場合や、海外ゲストが多いときは和洋折衷がおすすめです。
人気の組み合わせ例
- 前菜:和風カルパッチョ
- スープ:フォアグラ茶碗蒸し
- 魚料理:鯛の洋風ソース
- 肉料理:和牛ステーキ
- ご飯物:ちらし寿司
このように、和洋折衷料理は一品ごとに和食と洋食を切り替えるだけでなく、和の食材に洋風ソースを合わせたり、洋食のコースに和のご飯物を加えたりできるのが魅力です。料理例を具体的に見ながら決めると、ふたりらしい婚礼料理に仕上げやすくなります。
アレンジの幅が広い
和洋折衷は洋食と和食の「いいとこどり」ができるのもメリット。
たとえば「鯛を洋風ソースで仕上げる」「和の前菜に続けて洋風のスープを出す」など、シェフと相談しながら自由な構成ができます。ふたりの好みを反映させやすいので、オリジナルメニューを作りたい人にもおすすめですよ。
テーマ性のある披露宴にぴったり
和モダン婚、ナチュラル婚、季節婚など、料理にテーマ性を持たせたい場合も和洋折衷が◎。
和洋折衷はそのコンセプトに合わせた料理表現がしやすいため、結婚式全体の統一感を出しやすくなります。
和洋折衷は柔軟性が高く、ゲスト全員に配慮できる料理スタイルです。迷ったときは和洋折衷を選ぶと失敗が少ないでしょう。
和洋折衷料理のデメリット

会場やシェフによって得意不得意が出やすい
和食も洋食も高いレベルで調理できるシェフは限られています。
どちらか一方が苦手な場合は、コース全体の統一感が欠けてしまう可能性も。試食の際には必ず複数メニューを確認して、和洋折衷メニューに対応できるかどうか見極める必要があります。
料理全体のバランスに注意
和食→洋食→和食…というように、味の方向性がコロコロ変わってしまうと食べていて違和感が出てくることがあります。
また、取り入れたいメニュー単品だけで考えてしまうと、コース料理全体のバランスが崩れてしまうことも。メニュー構成の際には、シェフと丁寧に打ち合わせをするようにしましょう。
和洋折衷を選ぶ場合は、コース全体の流れを重視することが大切です。前半は和食寄り、後半は洋食寄りなど、まとまりのある構成を心がけましょう。
ゲスト構成に合わせた料理の選び方

結婚式の料理は、ゲストの顔ぶれによって和食・洋食・和洋折衷のどれを選ぶと良いのかが変わります。
親族中心なのか、友人中心なのか、幅広い年代が集まるのかを考えながら、食べやすさやボリューム、披露宴の雰囲気に合う料理を選びましょう。
親族や年配ゲストが多い(60歳以上が3割以上)
- 第1選択:和食
- 第2選択:和食ベースの和洋折衷
- ポイント:薄味で消化に良いメニューを中心に
【友人中心(20〜30代が7割以上)】
- 第1選択:洋食
- 第2選択:ボリューム重視の和洋折衷
- ポイント:メイン料理のボリュームを重視
【幅広い年代のゲストが参加】
- 第1選択:和洋折衷
- 第2選択:軽めの洋食
- ポイント:バランスを重視した構成に
【海外ゲストが多い】
- 第1選択:洋食
- 第2選択:洋食に和のアクセントをプラス
- ポイント:生魚は避け、火を通した料理中心に
【お子様ゲストが多い(5組以上)】
- 第1選択:洋食(お子様プレート対応可)
- 第2選択:和洋折衷
- ポイント:お子様メニューの充実度を確認
ゲスト構成を具体的に分析することで、最適な料理スタイルが見えてきます。招待状の返信が揃ったら、年代別・関係性別にリストアップしてみましょう。
試食会で必ず確認しておきたいポイント

和食・洋食・和洋折衷料理のどれを選ぶ場合でも、最終決定前には試食会で実際のコース料理を確認しておくことが大切です。写真やメニュー表だけでは分からない味付け、ボリューム、提供温度、食べやすさをチェックしましょう。
試食会での確認事項
- 温度管理:温かい料理は温かく提供されるか
- ボリューム:男性ゲストも満足できる量か
- 味付け:濃すぎず薄すぎないか
- 見た目:写真映えするか
- アレルギー対応:個別対応が可能か
アレルギー・食事制限への対応
- 7大アレルゲンの確認は必須
- ベジタリアン、ハラール対応の可否
- 妊婦さんへの配慮(生もの除去など)
- お子様メニューの内容確認
必ず本番と同じ条件で試食することが大切です。可能であれば、両家の親と一緒に試食会に参加し、意見を聞くのもおすすめです。
まとめ
今回は和食・洋食・和洋折衷、それぞれに良さも注意点もあります。正解はひとつではなく、「ゲストにどんな気持ちで過ごしてほしいか」で選ぶものだと思ってください。
迷ったときの目安はシンプルです。年配ゲストが多いなら和食、友人中心なら洋食、幅広い年代が集まるなら和洋折衷。この記事のゲスト構成別の選び方を参考に、まずは方向性を決めてみてください。
最終決定の前に確認したい3つのポイント
- ゲスト構成を年代別に分析したか
- 試食会で実際に味を確認したか
- 予算内で最高のおもてなしができるか
料理は、ゲストへの感謝を形にする一番わかりやすい方法です。
おふたりでじっくり話し合って、納得のいく一皿を選んでくださいね。


