【ウェディングドレスの選び方】ドレスの種類と選び方のポイント

前回の記事「【結婚式日程の決め方】結婚式はいつが人気?シーズン別のメリット・デメリット」では、結婚式日程の決め方をご紹介しました。
今回は、結婚式準備のポイント「結婚式の衣裳試着」についてみていきましょう。

花嫁さんにとってドレス選びは、結婚式準備の中でも1番楽しい時間ですよね。
しかし、ウェディングドレスの種類はとても多いのでどれも素敵に見えてしまい迷ってしまうことも。

この記事では、ウェディングドレスの種類や選び方のポイントをご紹介します。
ウェディングドレスの基礎知識をつけて、後悔しない理想のウェディングドレスを見つけてくださいね。

衣裳選びはいつから始める?

カレンダーと虫眼鏡

結婚式の衣裳選びは、挙式の6~7ヶ月前頃から始めましょう。ドレスショップに行く前に雑誌やネット、SNSなどで着たいドレスのイメージを固めておくとドレス選びがスムーズに進みます。
ドレスのイメージが決まったら、ドレスショップに試着の予約を入れましょう。人気のドレスショップなどは、土日や平日夜などの予約が1ヶ月先まで埋まっていることがあります。試着予約は、行きたい日の1ヶ月前くらいには予約を入れておくと安心です。

ウェディングドレスの種類を知ろう

ウェディングドレスショップ

ドレス選ぶ上でまず知っておかなければならないのが、基本的なドレスの種類です。
ドレスを選ぶときにはいくつかのポイントをチェックしておくと、理想のドレスに近づけます。
それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。

シルエット

ドレスのシルエットにはいくつかの種類があり、特徴が異なります。それぞれの特徴と共に、ドレスのイメージやおすすめの体型についてご紹介します。

Aライン

ウェディングドレスの王道とも言えるシルエットで、アルファベットの「A」のような形になっています。高い位置にウエストがあり、裾にかけて徐々にスカートが広がっていくのが特徴です。
豊富なデザインが揃っており、年齢を問わずにキレイに着こなせる1着を見つけられるでしょう。
【イメージ】エレガント・上品・清楚
【こんな体型の人におすすめ】身長や体型などを選ばずに着用可能

プリンセスライン

名前の通りお姫様をイメージさせる、華やかで可愛らしいドレスの王道シルエットです。ウエスト部分から切り替わり、スカート部分がふわっと広がるのが特徴。スカートの広がりと対比して上半身がフィットするタイプなので、華奢に見えるのも嬉しいポイントです。
スカート部分が広がるのでマタニティドレスとしてもおすすめのシルエットになります。
【イメージ】キュート・華やか
【こんな体型の人におすすめ】身長や体型を選ばすに着用可能

マーメイドライン

名前の通り人魚をイメージさせる大人っぽいシルエットです。膝下から人魚の尾びれのように裾が広がっていくのが特徴。上半身やウエスト、ヒップにかけてボディにフィットしているので、ボディラインが強調されて女性らしさが際立ちます。
メリハリのあるボディの人や、背の高いスタイルの良い人にぴったりのシルエットです。
【イメージ】大人っぽい・セクシー・品がある
【こんな体型の人におすすめ】背の高い人・細身の人・メリハリボディの人

スレンダーライン

ボディラインにフィットするスタイリッシュなデザインで、スカートにボリュームがなく全体的に細身のシルエットです。シンプルなデザインのものが多く、花嫁の魅力が引き立ちます。
小物で自分らしくアレンジするのもおすすめ。シンプルが好きな人や、細身のシルエットでも歩きやすさを重視したい人などにぴったりです。
【イメージ】シンプル・清楚・上品
【こんな体型の人におすすめ】背の高い人・細身の人

エンパイアライン

バスト下の切替え部分からスカートがすとんとまっすぐ下に落ちるシルエットです。古代ギリシャの女神をイメージさせるナチュラルなデザインが多くなっています。ハイウエストなので脚長効果がありスタイルアップできるので、小柄な方におすすめです。
お腹を締め付けないタイプなので、マタニティドレスとしても人気があります。
【イメージ】ナチュラル・大人フェミニン
【こんな体型の人におすすめ】背の低い人・脚を長く見せたい人

ベルライン

上半身はタイトで、ウエストから裾にかけてスカートがベル(釣鐘)のようになっているシルエットです。中世ヨーロッパの貴族が舞踏会などで着ていたドレスがベースになっています。
プリンセスラインとシルエットが似ていますが、仕立方法が違います。プリンセスラインよりも可愛さをおさえて上品さを出したい人におすすめです。
【イメージ】可愛い・上品で華やか・レトロクラシカル
【こんな体型の人におすすめ】身長や体型を選ばずに着用可能

ミニドレス

スカート部分が膝上のミニ丈になっているシルエットです。スカート部分が短いので動きやすいのが特徴。カジュアルな雰囲気の結婚式やリゾートウェディング、二次会などにおすすめです。
厳粛な雰囲気の結婚式には不向きなので注意しましょう。
【イメージ】カジュアル・元気
【こんな体型の人におすすめ】脚のラインを見せたい人・背の低い人

デコルテデザイン

ウェディングドレスのデコルテ部分は、顔回りやドレス全体の雰囲気を左右するためドレスを選ぶ上で重要なポイントです。
ここでは、人気のある代表的なデコルテデザインをご紹介します。

ストレートビスチェ

肩ひものないビスチェの中でも胸元が一直線になっているストレートビスチェは、ウェディングドレスの王道で人気があります。肩を出すので全体的にスッキリとしたシルエットになるのが特徴です。
ビスチェ部分が身体にフィットするため、バストラインやネックラインを美しく見せることができます。

ハートカット

胸元がハート型にカットされたデコルテデザインです。丸みのあるシルエットで女性らしく可愛い印象を与えます。ハートの切り込みによって胸元をスッキリと見せてくれる効果も。
胸元が目立つデザインなので、バストにボリュームのある人におすすめです。

オフショルダー

首周りが大きく開き両肩が出ているタイプです。肩まで露出することで、鎖骨を美しく見せることができます。全体的に華奢に見えるのも嬉しいポイントで、肩幅が広い人やがっちりした体型の人におすすめです。
また、ビスチェタイプだと下がってきてしまう人でもオフショルダーは袖があるので安心して着用できます。大人っぽく上品なイメージに仕上がりますよ。

Vネック

胸元にV字の切り込みが入っているデコルテデザインです。上半身がスッキリして見えるため、着やせ効果や小顔効果が期待できます。
可愛い雰囲気よりも大人っぽく綺麗に仕上げたい人におすすめです。

カラー

ウェディングドレスといえば思い浮かぶのは「白」ですよね。実は白といっても少しずつ色が違っていて、白には3つの色味があります。
それぞれの特徴をみていきましょう。

ホワイト(純白)

純白は、蛍光灯のような青みがかった白のことです。ウェディングドレスといえば「純白」を想像しがちですが、日本国内で流通しているウェディングドレスの中で純白は約2割と少なくなっています。
純白のウェディングドレスは、清楚で上品なイメージ。色白で髪の毛が黒い人に似合うと言われています。

オフホワイト

オフホワイトは白の中間色で、柔らかいイメージを与える色です。ほとんどのウェディングドレスがオフホワイトで作られていて、日本人の肌に馴染みやすい色になっています。

アイボリー

アイボリーは黄味がかった色で、生成りとも言われている温かみのある色です。
アイボリーのウェディングドレスは肌を明るく見せてくれる効果があり、健康的でナチュラルな印象を与えます。肌に馴染みやすいので、日焼けした肌にも合いますよ。

ウェディングドレス選びのポイント

ウェディングドレス姿でリゾートガーデンに佇む新婦

ウェディングドレスの種類についてみてきたので、次はウェディングドレス選びのポイントをみていきましょう。
ウェディングドレスを選ぶときには3つのポイントがあります。それぞれのポイントを詳しくご紹介します。

なりたいイメージで選ぶ

どんな花嫁さんになりたいのか、イメージを明確にしておきましょう。シルエットが同じドレスでも、色や装飾によってイメージは違ってきます。
なりたいイメージが漠然としているときは、SNSや雑誌などを使って気になったドレス画像を集めてみるのがおすすめです。集めた画像から、どんなイメージのウェディングドレスが好きなのかが見えてきますよ。

体型に合わせて選ぶ

一生に一度の晴れ舞台なので、1番キレイな姿を見てもらいたいですよね。
ウェディングドレスはそれぞれ特徴があるので、身体に合ったドレスを選ぶことでより美しく見せることができます。
ウェディングドレスで重要なポイントは、首や肩などのデコルテや腕などの上半身です。見せたい部分を強調できて、コンプレックスな部分をカバーできるドレスを選ぶとキレイに着こなせますよ。
コンプレックスを魅力に変える! 個性を生かしたウェディングドレス選び」では、お悩みの多い4タイプに合ったウェディングドレスをご紹介しています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

また、自分ではどのウェディングドレスが合っているのか分からない場合は、衣裳試着の際にドレスコーディネーターに相談するのがおすすめ。プロの目線であなたに合ったドレスを選んでくれるはずです。

結婚式場との相性で選ぶ

花嫁さんに似合うウェディングドレスを見つけるだけではなく、結婚式場にも合っているドレスを選ぶことも重要なポイントです。挙式会場の雰囲気や挙式スタイル、披露宴会場の広さに合ったウェディングドレスを選びましょう。
例えば、大聖堂や長いバージンロードがあるチャペルなどではAラインのウェディングドレスを選ぶとより神聖な雰囲気にしてくれます。
ガーデンウェディングなどナチュラルな雰囲気にはスレンダーラインやエンパイアラインがおすすめです。
また、広い会場の場合はボリュームのあるプリンセスラインがぴったり。反対にレストランウェディングなどコンパクトな会場の場合は、スカートにボリュームの少ないドレスを選ぶと動きやすくなります。
挙式・披露宴全体のバランスを見て選ぶようにしましょう。

まとめ

ウェディングドレスにはたくさんの種類があり、どれも魅力的なものばかりです。
何も準備せずに衣裳試着に行ってしまうと、目移りしてしまって決めきれないことも。
今回ご紹介したウェディングドレス選びのポイントをおさえていけば、自分にぴったりの1着に出会えるはずです。
この記事を参考に、お気に入りのウェディングドレスを見つけてくださいね。

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