【家族婚】少人数の小さな結婚式におすすめの演出をご紹介

白いブーケを持ち、白いウェディングドレスに身を包み、タキシード姿の新郎の横に立つ新婦

前回の記事「【テーマウェディングのアイデア】「感謝」をテーマに!ありがとうの気持ちを伝える演出アイデア」では、感謝をテーマにしたときにおすすめの演出についてご紹介しました。
今回の記事では「家族婚」についてみていきましょう。

少人数で執り行う家族婚は最近増えている結婚式のスタイルです。
家族や親族、親しい友人だけを招待するので、ゲストとの距離が近くゆったりと過ごせます。
しかし、人数が少ないため
「どんな演出ができるのかな?」
「盛り上がないのでは?」
など不安に思っている人も多いですよね。
そこでこの記事では少人数で行う小さな結婚式「家族婚」におすすめの演出・アイデアをたっぷりご紹介します。挙式・披露宴それぞれの演出に分けてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

家族婚とは?

薄いピンクと黄色、白の花のブーケを持ち、新郎に寄り添われている白いウェディングドレスの新婦

家族婚とは、一般的に10~30名ぐらいの人数で挙式や披露宴を行う結婚式のことです。
家族や親族、親しい間柄の友人などを招待することから、「家族婚」と呼ばれています。アットホームな雰囲気でしっかりとゲストをおもてなしできるのが魅力ですよ。
少人数婚については「少人数ウエディングが選ばれる理由!その魅力とメリット【Weddingトレンドレポート】」で詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

家族婚が選ばれる現代的な理由

パソコンで検索しているカップル

家族婚を選ぶカップルが増えている背景には、現代のライフスタイルの変化があります。

価値観の多様化
「大きな結婚式よりも、本当に大切な人たちとの時間を重視したい」という考え方が広まっています。SNSの普及により、見た目の華やかさよりも心の満足度を求める傾向も強くなっています。

働き方の変化
共働き世帯の増加により、結婚式の準備に時間をかけにくくなっていることも影響しています。家族婚なら準備期間を短縮でき、仕事との両立がしやすいのです。

経済的な合理性
結婚後の生活設計を重視し、結婚式にかける費用を抑えて住宅購入や将来の貯蓄に回したいと考えるカップルが増えています。

コミュニケーションの質重視
大人数の中で表面的な交流よりも、少人数で深いコミュニケーションを取りたいという想いが背景にあります。

家族婚のパターン別スタイル

家族婚といっても、招待する人数や関係性によってさまざまなスタイルがあります。
自分たちにぴったりのスタイルを見つけましょう。

海辺で執り行われている人前式

【10名以下】本当の家族だけパターン

  • 招待ゲスト: 両家の親・きょうだいのみ
  • 特徴: 最もプライベートで身内だけの温かい雰囲気
  • おすすめ会場: 個室レストラン、小さなチャペル
  • 予算目安: 50~100万円

【15~20名】親族中心パターン

  • 招待ゲスト: 家族+祖父母・叔父叔母・いとこなど
  • 特徴: 親族間の絆を深められる、家系のつながりを実感
  • おすすめ会場: ゲストハウスの小会場、料亭
  • 予算目安: 80~150万円

【20~30名】親族+親友パターン

  • 招待ゲスト: 親族+本当に親しい友人数名
  • 特徴: 幅広い年代が集まる賑やかな雰囲気
  • おすすめ会場: ホテルの小宴会場、ガーデン付きレストラン
  • 予算目安: 120~200万円

家族婚のメリット・デメリット

まずは、家族婚のメリット・デメリットについてみていきましょう。

家族婚のメリット

家族婚には、次のようなメリットがあります。

夕方に白い砂浜の上で、新郎新婦を真ん中に両家の両親が揃って記念撮影を行なっている

大切な人にしっかりとおもてなしできる

先ほども触れたように、少人数婚はゲストの人数が少ないため招待するゲストは家族や親族、親しい友人数人に限られます。おふたりが大切な人だけを招待することができ、人数が少ないためひとりひとりに合わせたおもてなしができるのが魅力です。
ゲストひとりひとりとゆっくりと話ができて、ゲストの好みに合わせて料理や引出物などを準備できるので、「しっかりとおもてなしをしたい」「感謝の気持ちを伝えたい」という人には少人数婚・家族婚がおすすめですよ。

準備負担が少ない

休日が黄色で平日が白で配色された大きな壁掛けカレンダー

結婚式の準備はゲストの人数が多くなればなるほど、おふたりの負担は増えていきます。少人数婚はゲストの人数が少ないため、比較的準備負担が少ないのもメリットのひとつ。招待状や席次表などのペーパーアイテムも枚数が少ないので、手作りする場合も準備にかかる時間を短縮できますよ。

【準備期間の目安】

  • 大規模結婚式:6~12ヶ月
  • 家族婚:3~6ヶ月

【準備作業の簡略化】

  • 招待状の発送作業が1日で完了
  • 席次や席札の手作りが可能
  • 引出物選びが個別対応できる範囲
  • 当日の進行確認が短時間で済む

費用が抑えられる

MONEYを書かれた木製のおもちゃ

結婚式にかかる費用の総額を抑えられるのもメリット。
最近では少人数専用プランなどがある会場も多く、通常よりもお得に結婚式を挙げられることがあります。また、少人数婚ではゲストとの会話やおもてなしを重視する人が多いので、会場装飾や演出に費用をかけないケースがほとんど。その分をゲストへのおもてなしとして料理やドリンク、引出物などに充てられますよ。

本当に伝えたい想いを伝えられる

人数が少ないからこそ、ゲスト一人ひとりに対する感謝の気持ちや想いをしっかりと伝えることができます。大人数の結婚式では時間的な制約で難しい個別のメッセージや、ゆっくりとした会話の時間を確保できるのも家族婚ならではの魅力です。

ストレスが少ない

人前で注目されることが苦手な方や、大勢の人との社交が負担に感じる方にとって、家族婚は心理的なストレスが大幅に軽減されます。リラックスして自然体でいられるため、より素敵な表情の写真も残せるでしょう。

家族婚のデメリット

少人数婚のデメリットは、次の通りです。

森の中のウッドデッキに腰をかけ、おでこ同士をあわせて目をつむっている新郎と新婦

会場が限られることがある

少人数婚に対応している会場は増えているものの、少人数専用の会場がなく通常の会場しかなかったり、「30名以上で利用可能」など人数の条件を定めていたりすることがあります。そのため、希望していた式場で挙げられなかったり、式場の中でも好みの会場を使用できなかったりと会場が限られてしまう可能性があるのがデメリット。式場を探すときは、少人数婚に対応しているかどうか、少人数婚の場合はどの会場を利用できるのかなどをしっかりと確認するようにしましょう。

【会場選びのポイント】

  • 最低保証人数の確認
  • 少人数向けの会場プランの有無
  • 会場の雰囲気(広すぎないか)
  • 設備の充実度(音響・映像)
  • スタッフのサービス品質

盛り上がらない?

少人数婚の場合「盛り上がりに欠けるかな…?」「間がもたないのでは…?」と不安に感じている人もいますよね。少人数婚はゲストと歓談したり写真を撮ったりしてゆったりとした時間を過ごせるのが魅力なので、余興や演出をたくさん入れなくても◎。しかし、歓談だけではなくメリハリを付けたい人は、少人数婚だからこその演出を取り入れるのもおすすめ。この後の項目でおすすめの演出についてご紹介していくので、そちらを参考にしてくださいね。

費用の自己負担額が増える?

先ほど少人数婚のメリットとして「結婚式の総額が抑えられる」とご紹介しましたが、一方でゲストの人数が少ないと自己負担額が増える可能性があります。ゲストにかかる引出物や料理などの費用は少なくなりますが、「衣装代」「会場費用」「装花代」などはゲストの人数に関係なく費用がかかってきます。ゲストの人数が少ないといただくご祝儀も少なくなるため、衣裳や装花、演出などの内容によっては自己負担額が多くなってしまうことも。事前によく予算についておふたりで相談しておくといいですね。

招待できない人への配慮が必要

家族婚では招待できる人数に限りがあるため、普段お世話になっている方々を招待できないことがあります。職場の同僚や友人グループの一部の人だけを招待するのは難しく、後日お食事会を開いたり、結婚報告を丁寧に行ったりする配慮が必要になります。

家族婚に最適な会場選び

木製の斜めの天井と白い壁といったナチュラル素材の屋内で、白を基調にしたテーブルウェアで飾られた披露宴会場

人数別おすすめ会場タイプ

10名以下:完全プライベート空間

【レストランの個室】

  • メリット:アットホーム、料理が美味しい、費用が抑えられる
  • デメリット:挙式ができない場合がある、設備が限られる
  • 向いている人:カジュアルな雰囲気を好む、料理重視

【料亭】

  • メリット:和の雰囲気、上質なサービス、個室感
  • デメリット:洋装が浮く場合がある、若い世代には堅い印象
  • 向いている人:和装希望、格式を重視

15~25名:バランス重視

【ゲストハウス(小会場)】

  • メリット:結婚式らしい雰囲気、設備充実、貸切感
  • デメリット:最低保証人数がある場合、費用がやや高め
  • 向いている人:結婚式らしさを重視、写真映えを求める

【ホテル(小宴会場)】

  • メリット:格式、サービス品質、宿泊可能
  • デメリット:他の結婚式と重なる可能性、個性が出しにくい
  • 向いている人:安定したサービスを求める、遠方ゲストが多い

25~30名:少し賑やかに

【ガーデン付きレストラン】

  • メリット:開放感、自然光、カジュアル
  • デメリット:天候に左右される、冷暖房が効きにくい
  • 向いている人:自然好き、写真撮影重視

会場見学時のチェックポイント

チェックと書かれた黒い紙の横に置かれている虫眼鏡

【必須確認項目】

  • 最低保証人数と追加料金
  • 少人数向けプランの内容
  • 会場の大きさと雰囲気
  • 設備(音響、照明、映像)
  • 控室の有無と広さ
  • 駐車場の台数
  • キャンセル規定

【チェックポイント】

  • 椅子の配置パターン
  • スクリーンの見やすさ
  • 写真撮影スポット
  • バリアフリー対応
  • 子供への配慮(椅子の高さなど)

家族婚ならではの演出アイデア

ここからは、家族婚だからこそできる演出やアイデアをご紹介します。
盛り上がる演出やゲストが参加できる演出、家族とのつながりを感じられる演出などいろいろありますよ!

挙式のおすすめ演出

フラワーボーイ・フラワーガールorリングボーイ・リングガール

ピンクのバラの花束を持ち、ピンクのバラの花びらが撒かれた上に立つ白いドレスの少女

「フラワーボーイ・ガール」とは、挙式の入場時に花びらをまきながらバージンロードを進む子どものことです。「リングボーイ・リングガール」は結婚指輪が乗ったリングピローを新郎新婦に子どもが届けます。どちらの演出も子どもの可愛らしい姿にその場が和んでアットホームな雰囲気になりますよ。招待するゲストの中に子どもがいるのでれば、ぜひ取り入れたい演出です。

【成功させるためのコツ】

  • 事前にリハーサルを行う
  • 子供が飽きないよう挙式時間を短めに設定
  • バックアップ役の大人を決めておく
  • 子供が歩きやすい花びらの量に調整
  • 写真撮影のタイミングを事前に確認

リングリレー

リングリレーとは、指輪交換の前にリボンに通された結婚指輪をゲスト全員でリレーして新郎新婦に届ける演出です。少人数婚であればゲスト全員の手を経由して届けることができるので、「ゲストからの祝福を受けて届けられた指輪」として特別な指輪になりますね。

【実施のポイント】

  • リボンの長さは座席配置に合わせて調整
  • 指輪が落ちないよう安全な通し方を工夫
  • 高齢者や子供でも扱いやすい太めのリボンを使用
  • 司会者による適切な説明とタイミング調整
  • 感動的な音楽の選曲

サンドセレモニー

サンドセレモニーとは、主に人前式で行われる演出で色の付いた砂を1つの容器に積み重ねて完成させるセレモニーのことです。砂は1度混ざると分けることができないため、「ふたりでこれから1つの家族として生きていく」という意味が込められています。
新郎新婦がそれぞれ色の付いた砂を挙式中に入れても良いですが、ゲストに受付で砂を入れてもらい挙式中におふたりが砂を入れることで完成させるのも◎。ゲスト参加型の演出になり、少人数婚だからこそみんなの想いを感じられるアートが完成しますよ。

【色の選び方アイデア】

  • 新郎新婦のテーマカラー
  • 両家の出身地をイメージした色
  • 季節に合わせた色合い
  • ゲストの年代に合わせた色分け
  • 家族の絆をイメージした暖色系

披露宴でおすすめの演出&アイデア

Happy Weddingと書かれたメニュー表

プロフィールブック

最近の結婚式で定番のアイテムになっているプロフィールブックは、少人数婚でもぜひ取り入れて欲しいアイテムのひとつ。少人数婚・家族婚であればプロフィールブックの中に家系図や相関図を入れたり、ゲストの顔写真と共に一言紹介文も入れたりするのがおすすめ。両家の親族のことも分かりやすく、両家が打ち解けるきっかけになるかもしれませんよ。

【家族婚向けプロフィールブック】

  • 両家の家系図・家族構成
  • ゲスト一人ひとりの紹介ページ
  • 新郎新婦との関係性とエピソード
  • 家族・親族の昔の写真特集
  • 両家のルーツや家族の歴史
  • 「家族のあるある」エピソード集

思い出の料理や地元の名産品などオリジナルメニュー

披露宴の料理におふたりの思い出の料理や地元の食材などを取り入れると特別感がアップするのでおすすめ。メニュー名も「初デートで食べた料理」「ふたりの出身地の名物」などにアレンジすると、ゲストの印象にも残りやすく地元の味は特に親族に喜ばれますよ!
オリジナルメニューはどうしてもアレンジの費用がかかってしまうため大人数の披露宴では総額がかなり高額になってしまいますが、少人数婚の場合は費用負担をそこまで気にせずにオリジナルメニューを取り入れられますね。

【オリジナルメニューのアイデア】

  • 初デートで食べたピザの再現
  • プロポーズの日のレストランメニュー
  • 二人で初めて作った手料理
  • 新郎の故郷の郷土料理
  • 新婦の実家の畑で採れた野菜料理
  • 両家の地元銘菓をアレンジしたデザート
  • 地元の日本酒や地ビール
  • おばあちゃんの得意料理の現代風アレンジ
  • 子供の頃好きだった家庭料理
  • 家族の集まりで必ず出る定番料理

新郎新婦が司会を行う

ガーデンウェディングで、青空の下、マイクを持って立っているタキシード姿の新郎

アットホームな雰囲気にしたい、堅苦しい雰囲気が苦手という人は、新郎新婦のおふたりが司会を行うアイデアもあります。親族の中に人前で話すのが得意な人がいれば、その人に司会を頼むのも◎。プロの司会者ではないので多少の失敗はあるかもしれませんが、少人数婚であれば温かい目で見守ってくれるでしょう。

【セルフ司会を成功させるコツ】

  • 事前に台本を作成し、何度も練習する
  • 時間配分を明確にしておく
  • ゲストの反応を見ながら臨機応変に対応
  • 音響設備の使い方を事前に確認
  • 緊張しても大丈夫という心構えで挑む

ゲストに新郎新婦の紹介をしてもらう

通常であれば司会者が新郎新婦のプロフィールを紹介しますが、少人数婚の場合は親御さんや親しい友人などに新郎新婦を紹介してもらう演出を取り入れるのも◎。親御さんだからこそ知っていることや、親しい友人とのエピソードなど新郎新婦のさまざまな一面を知ることができます。堅苦しい雰囲気ではなくアットホームで賑やかなプロフィール紹介になりますよ。

【紹介者別の内容例】

  • 両親:幼少期のエピソード、性格、成長の過程
  • きょうだい:家族内での役割、おもしろエピソード
  • 親友:学生時代の思い出、性格の魅力、交友関係
  • 職場の上司:仕事ぶり、職場での評価、人柄

サプライズムービー

披露宴で動画公開中

親御さんや祖父母、親族、親しい友人などそれぞれに向けて、思い出の写真と共にメッセージを入れたムービーをサプライズで上映する演出もあります。ひとりひとりに向けたメッセージをムービーに入れられるのは、少人数だからこそ。ムービーを上映することで感動的な雰囲気に包まれますよ。

【効果的なサプライズムービーの構成】

  1. 【オープニング】:二人からのメッセージ
  2. 【ゲスト紹介】:一人ずつの写真とエピソード
  3. 【思い出振り返り】:これまでの歩みを写真で
  4. 【感謝のメッセージ】:今日来てくれた感謝
  5. 【未来への想い】:これからもよろしくお願いします

ゲスト全員に一言メッセージをもらう

披露宴中に、ゲスト全員からそれぞれ一言スピーチをしてもらう演出も少人数婚ならではの演出です。ゲスト全員からお祝いの言葉をもらえる素敵な機会になります。大人数の場合よりも少人数婚であればアットホームな雰囲気なので、緊張度も低くなりゲストも話しやすくなりますよ。

【全員スピーチの進行方法】

  • 事前にお願いしておき、1〜2分程度で準備してもらう
  • 年配の方から順番に、または新郎側・新婦側交互に
  • マイクを回しながら、リラックスした雰囲気で
  • 司会者(または新郎新婦)が適切にフォロー
  • 終了後は必ず感謝の言葉を伝える

家族への手紙

両親への感謝の気持ちをしたためた手紙を、涙ながらに読む新婦と、マイクを持ってサポートする新郎

結婚式の定番演出である「新婦の手紙」は、ぜひ少人数婚・家族婚でも取り入れましょう。
新婦の手紙は、新婦から新婦の親御さんへのメッセージのことが多いですが、少人数婚であれば親御さんだけではなく兄弟や祖父母に向けた言葉を入れても◎。新婦だけではなく、新婦の前に新郎が手紙を読むのも素敵ですね。

家族婚の当日タイムスケジュール例

【20名・4.5時間パターン】

12:00-13:00 受付・ウェルカムタイム

  • ゲスト到着、受付
  • ウェルカムドリンク
  • 家族・親族の紹介タイム

13:00-13:30 挙式

  • 入場:フラワーガール先導
  • 誓いの言葉
  • 指輪交換(リングリレー)
  • 退場

13:30-14:00 アフターセレモニー

  • 集合写真撮影
  • 家族だけの写真撮影
  • 移動・お化粧直し

14:00-16:00 披露宴

  • 入場
  • 乾杯
  • 食事・歓談(60分)
  • 各テーブル回り・写真撮影
  • 家族への手紙
  • 記念品贈呈
  • ゲスト全員スピーチ(30分)
  • エンドロール上映
  • 退場

16:00-16:30 お見送り・記念撮影

  • プチギフト贈呈
  • 個別写真撮影
  • 最後の挨拶

時間配分する時のコツ

ゆとりあるスケジュール
少人数婚では、急かされることなくゆったりとした時間を過ごせるのが魅力。時間に余裕を持った進行を心がけましょう。

歓談時間を多めに確保
ゲスト一人ひとりとしっかり話せる時間を確保することが重要です。

写真撮影時間の確保
様々な組み合わせでの写真撮影時間を十分に確保しましょう。

家族婚を成功させるための準備チェックリスト

メモに記入している

【6ヶ月前まで】

  • [ ] 招待ゲストのリストアップ
  • [ ] 予算の大枠決定
  • [ ] 会場見学・予約
  • [ ] 日程調整(ゲストの都合確認)

【4ヶ月前まで】

  • [ ] 招待状の準備・発送
  • [ ] 衣装選び・予約
  • [ ] 撮影業者の手配
  • [ ] 料理・ドリンクの詳細決定

【2ヶ月前まで】

  • [ ] 演出内容の最終決定
  • [ ] ペーパーアイテムの作成
  • [ ] 引出物の選定・発注
  • [ ] 当日のタイムスケジュール確定

【1ヶ月前まで】

  • [ ] 最終人数確定
  • [ ] 座席配置の決定
  • [ ] 手紙・スピーチの準備
  • [ ] 当日の役割分担確認

【1週間前まで】

  • [ ] 最終打ち合わせ
  • [ ] 持ち物チェック
  • [ ] 天気予報確認
  • [ ] 体調管理

まとめ

今回は少人数の小さな結婚式「家族婚」についてご紹介しましたがいかがでしたか。

家族婚はゲストと近い距離でひとりひとりに合わせたおもてなしができる結婚式のスタイルです。少人数婚は派手な演出よりもゲストとの関わりを重視した演出や、ゲストへの想いを伝えられる機会を多く取り入れたいと思っている人におすすめです。

ご紹介したように家族の絆を感じられる演出やゲストひとりひとりと関わることができる演出など、少人数婚・家族婚でしかできない演出がたくさんあります。

また、家族婚の最大の魅力は、準備期間から当日まで、常に「大切な人との時間」を意識して過ごせることです。大人数の結婚式では難しい、ゲスト一人ひとりとの深いコミュニケーションや、心からの感謝を伝える時間を十分に確保できます。

今、ライフスタイルや価値観の変化により、「量より質」を重視する家族婚は今後ますます注目される結婚式スタイルとなるでしょう。大切なのは、二人らしさを表現し、参列してくださる方々に心からの感謝を伝えることです。

どのような雰囲気の結婚式にしたいのか、どんな想いを伝えたいのかをおふたりでよく話し合い、演出内容を決めていくといいでしょう。

この記事を参考に、心に残る素敵な家族婚にしてくださいね。