【結婚式の写真】結婚式当日の写真の種類は?依頼先別のメリットやおすすめのショットをご紹介!

カメラ

前回の記事「【結婚式の花】結婚式で使う花にはどんな種類がある?費用を抑えるコツもご紹介!」では、結婚式で使われる花の種類や費用を抑えるコツについてご紹介しました。
この記事では結婚式準備のポイント「披露宴アイテムの決定」の中の「写真アルバム・映像」から「結婚式の写真」についてみていきましょう。

結婚式当日の大切な1日を残せる写真は、とても重要なものですよね。一生の記念になる写真には種類があり、依頼先も新郎新婦お二人で決めることになります。
「結婚式当日の写真って何を撮影するんだろう?」
「どこに撮影をお願いすればいいのかな?」
と悩んでいる人もいるでしょう。

そこで今回は、結婚式当日の撮影の種類や依頼先ごとのメリットをご紹介します。おすすめのショットやポーズもご紹介しているので、ぜひ結婚式の写真選びの参考にしてみてくださいね。

結婚式当日の撮影の種類は?

写真撮影中の新郎新婦

結婚式当日に撮影する写真の種類は、「記念写真」と「スナップ」の2種類に分けられます。
それぞれ特徴をみていきましょう。

記念写真

新郎新婦の姿の見え方にこだわり、構図やポージング、衣裳、背景などをしっかり整えた上で撮影するのが「記念写真」です。新郎新婦の立ち位置などにあらかじめ決まった「型」があるので、「型物写真」と呼ばれることもあります。
撮影するタイミングとしては、お支度後の挙式前やお色直しをする場合は再入場する前などが多くなっています。この後ご紹介する「スナップ」とは違ってフォーマルで形式的な撮影になりますが、新郎新婦の全身の姿を美しく残せるのが魅力です。
また、新郎新婦お二人の写真に加えて親族と共に撮影する親族集合写真を撮影する人も。親族揃って撮影する機会はなかなかないので、式後に親族に写真をプレゼントすると喜ばれますよ。

メリット

  • こだわりの衣裳の全身写真を美しく残せる
  • 親御さんや親族に喜ばれる

スナップ

結婚式当日の新郎新婦に密着して、さまざまなシーンを切り取るように撮影するのが「スナップ」です。挙式前のヘアメイクシーンから挙式、披露宴など新郎新婦のいろいろな表情を撮影していきます。新郎新婦だけではなく、ゲストの表情やこだわりのアイテムなども残すことができますよ。
お二人の自然な表情やありのままの姿を撮影できるのが魅力。ポージングなどに縛りがないので、撮影したいポーズを指定できるなどお二人の希望に合わせて自由に撮影できます。
また、記念写真では写真データをもらえることはあまりありませんが、スナップの場合は写真データをもらえることも。写真アルバムを購入するとついてきたりデータ単品で購入できたりとさまざまなパターンがあるようなので、写真商品を検討する際はデータについてもしっかりと確認してみてくださいね。

メリット

  • さまざまなシーンが撮影できる
  • 自然な表情が撮影できる
  • データがもらえる

写真撮影の依頼先は3パターン!

ウェディングカメラマン

結婚式当日の大切な写真撮影をどのように手配するのかはとても重要なポイントですね。写真撮影の依頼先は主に「結婚式場の専属または提携カメラマン」「外部のカメラマン」「友人・知人」の3パターンあります。ここでは、それぞれのメリットをみていきましょう。

結婚式場の専属または提携カメラマン

メリット

式場での撮影に慣れている

その結婚式場でたくさん撮影をしてきたカメラマンなので、時間帯や天気によってベストな撮影場所やタイミングを知っているのが魅力。撮影するべきスポットやアングル、光の当たり具合などを考慮した上で撮影してくれます。
また、式の流れを把握しているので撮影がスムーズに進められるのもポイント。式場スタッフとも連携が取れているので、安心して当日の撮影を任せられます。

撮影場所の制限がない

式場にもよりますが、外部のカメラマンには撮影場所や撮影シーンなどの制限を設けていることがあります。よくあるのが、

  • ブライズルーム(お仕度部屋)の撮影NG
  • 挙式会場では着席のまま撮影しなければならない
  • 集合写真の撮影NG
  • 三脚の使用不可

などです。
式場のカメラマンであれば制限がないので、ヘアメイクシーンや挙式中の重要シーン、挙式中のゲストの表情などさまざまなショットを撮影してくれますよ。

手配する手間がかからない

式場のカメラマンであれば、カメラマンの発注や選定をプランナーが行ってくれます。撮影したいポーズなどがあればプランナーとの打ち合わせの中で決めていけば良いので、新郎新婦の負担が減らせるのが魅力。手配する手間がかからないので、忙しくて時間がない人におすすめですよ。

外部のカメラマン

メリット

費用を抑えられる

外部カメラマンにお願いする場合は、式場カメラマンよりも低料金で対応してもらえることが多くなっています。式場カメラマンは提携カメラマンのへの仲介手数料などが上乗せされることがあるため、費用が高くなりがちなのです。そのため、外部カメラマンにお願いする方が費用を抑えられる傾向にあります。
ただし、持ち込み料については注意が必要。式場によっては外部カメラマンに頼む場合に持ち込み料が発生することも。事前にプランナーに確認しておくようにしましょう。

撮影枚数が多い

外部カメラマンに頼む場合、式場カメラマンと比べて撮影枚数が多くなるのもメリットです。式場カメラマンはカット数やアルバムのページ数が増えるほど金額も高くなる傾向があります。一方で、外部カメラマンはカット数が無制限だったり、かなり多めの撮影枚数で設定されていたりと式場カメラマンよりも多く撮影してくれます。たくさん写真を残したい!と考えている新郎新婦には嬉しいポイントですね。

自分たち好みのカメラマンを選べる

写真はカメラマンによって雰囲気やポージングが変わってきます。式場カメラマンの場合、新郎新婦がカメラマンを指名できることもありますが、式場側で勝手に決まっていることも。一方で外部カメラマンの場合は、SNSやホームページで写真のテイストを確認して好みの写真を撮影してくれるカメラマンに依頼できるのが魅力。オリジナリティのある写真を撮りたい人や型にはまらないおしゃれな写真を撮りたい人は、お二人とセンスの合うカメラマンを見つけてみるといいですね。

友人・知人

メリット

費用を安く抑えられる

写真撮影が上手な友人や知人に頼む最大のメリットは、写真撮影の費用を安く抑えられるということです。友人・知人に写真撮影をお願いした場合、一般的にはご祝儀を辞退した上で1~3万円を渡すパターンが多くなっています。新郎新婦のことをよく知る友人・知人が撮ってくれた写真は思い入れがありとても記念になりますね。
ただし、プロのカメラマンが撮影するわけではないので仕上がりにあまり大きな期待を寄せるのはNG。結婚式の流れを熟知しているプロカメラマンとは違って不慣れな場なので、撮影できなかったり良いアングルで撮れなかったりすることがあります。また、頼まれた友人・知人は結婚式を楽しむ余裕がなくなり料理があまり食べられないことも。そういった点も考慮した上で頼むかどうかを検討するようにしましょう。

写真撮影の費用はどれくらい?費用を抑えるコツは?

披露宴での新郎新婦

結婚式当日の写真撮影の費用の相場目安としては、

  • 式場カメラマン:10~30万円
  • 外部カメラマン:5~15万円
  • 友人・知人:1~3万円

となっています。
式場カメラマンに頼む場合、商品によってはかなりの費用がかかってくるのでできるだけ安く済ませたいですよね。写真撮影の費用を抑えるためにはまずカット数を少なくするのがポイント。撮りたいポーズやシーンがある場合は、指示書を作ったり打ち合わせで要望を伝えたりしてカメラマンに細かく伝えておくことが大切です。そうすればカット数を抑えつつもお二人の希望のショットが撮影できますよ。
また、データのみを購入できるかどうかもチェックが必要。写真撮影費用の中で高額なのがアルバム代なので、データだけを購入してアルバムは自分たちで作成することにすればかなり費用を抑えられます。

人気ショットやおすすめのポーズをご紹介!

耳にイヤリングをつけている新婦

結婚式当日はたくさんの撮影シーンがあるため、ポーズの希望を出したくてもどんな写真を撮ってもらえばいいのか悩んでしまう人もいるはず。
ここでは、定番ショット以外のSNSなどで人気のショットやおすすめのポーズをご紹介します。

お仕度シーン

お仕度中のメイクシーンは定番ショットになりつつある人気のショット。さまざまな角度から撮影してもらい、1番美しい姿の写真を残しておきたいですね。
また、イヤリングやピアスを付けるポーズも女性らしい仕草で人気があります。二の腕が強調されるショットなので、細く見えるようにカメラマンと相談するといいでしょう。

ドレス姿の全身写真

意外と忘れてしまいがちなのが、ドレス姿が全身写っている写真です。記念写真でも撮影しますが、ガーデンやチャペルなど背景の違う場所で全身写真を撮ってもらうのがおすすめ。前からだけではなく後ろ姿も撮影してもらうといいですね。お色直しをする場合はお色直し後の姿も全身で残しておくとさらに良いでしょう。

振り向きショット

披露宴の入場前や、乾杯後のメインテーブルなどで撮影する振り向きショットも人気。その際、ドレスの後ろも見えるように撮ってもらうのがおすすめ。結婚式では意外とバックショットを撮る機会がないので、「撮っておけばよかった…」と後悔する新婦さんも少なくありません。振り向きショットを撮影すれば、お二人の後ろ姿が残せて記念になりますよ。

披露宴会場をのぞいているショット

扉の隙間から披露宴会場の中を新郎新婦がこっそりとのぞいているショットです。こっそり覗き見している姿が可愛らしくほほえましい写真になります。ドレスの後ろ姿だけではなく、ヘアのバックスタイルも残せるおすすめのショットです。

ゲストの表情

結婚式当日の新郎新婦は忙しいので、ゲストひとりひとりの表情を見るのは難しいもの。新郎新婦のお二人を見守るゲストの表情を撮影しておくと良い記念になります。
また、仲の良い友人やお世話になった人、親族など必ず一緒に撮影したいゲストがいる場合は必ず指示書や打ち合わせで伝えるようにしましょう。

まとめ

今回は、結婚式当日の写真についてご紹介しました。
結婚式当日に撮影する写真には2種類あり、写真の依頼先によっても撮影できる写真はさまざまです。
ご紹介したように撮影場所やシーンが制限されることもあるので、費用との兼ね合いも考えながら納得できる方法を選ぶといいでしょう。
この記事を参考にお後悔のない素敵な写真を撮影してくださいね!

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