自分にぴったりのブーケ探し

純白のドレスを手元からさらに華やかに演出するのがブーケ。結婚式の最初から最後まで、花嫁はもちろん、花婿もゲストもずっと目にすることになる重要なアイテムです。

ブーケは、男性が野の花を摘んで束ねてプロポーズをする際に贈ったのが始まりと言われているそうです。

ちなみに、男性のタキシードのボタンホールに挿すお花をブートニア(ブートニエール)と言います。プロポーズの際に花束を渡され、「イエス」の返事として、もらった花束からの一輪をボタンホールに挿したのが、ブートニアとして広まったと言われています。

ブーケ作りに人気のお花は?

●バラ
原種の数が多く交配の歴史も古いため、品種だけでも4万種類を超えると言われているバラ。品種によって、甘い雰囲気もエレガントな印象も与えられる、万能選手です。色はもちろん、花径が小さなものから大きなもの、幾重にも花びらを重ねる千重(せんえ)咲きまで多種多様。種類によって出回る時期はさまざまなので、好きな品種のシーズンは必ずチェックしましょう。

●ユリ
高貴なイメージのあるユリは、キリスト教ではマリア様を象徴するとされている花。ヴァージニティ(処女性)を意味する花で、花嫁を飾る花として貴重な意味があります。ユリの花粉は色がつきやすくなかなか落ちないので要注意。ドレスを汚さないように、あらかじめ花粉を取ってもらいましょう。色合いによって花言葉は違いますが、結婚式でよく用いられる白いユリの花言葉は「純粋、威厳」。

●カラー
サトイモ科で、多くは南アフリカ原産。ブライダルブーケでは白が人気ですが、輸入物を中心にカラフルなものも増えているのだとか。花びらに見える部分は「仏炎苞(ぶつえんほう)」と言って、本当の花びらは中のめしべのようにみえるところなんです。 花言葉は「乙女のしとやかさ」。まっすぐな縦のラインが印象的なカラーは、シンプルモダンなドレスとも好相性。大人の女性にぴったりなブーケが作れそうですね。

●ガーベラ
フラワーアレンジメントでもガーデニングでも人気のガーベラは、可愛くて存在感のあるお花として親しまれていますが、最近では品種改良により大人っぽい色と形の品種も登場。カラーバリエーションが豊富で、純白のウェディングドレスにも、お色直し後のカラードレスにもコーディネートしやすいのが人気のヒミツです。しかも、比較的リーズナブルでボリュームが出やすい、お役立ちフラワーなのです。

●ダリア
ダリアはガーベラと同じキク科の植物。和名を「テンジクボタン」といい、そのルーツは江戸時代からとも言われています。幾重にも重なった花びらが特徴で、バラやチューリップのようにカラーバリエーションが豊富。一重咲きも登場し、ナチュラルな可愛らしさを表現するのに使われています。花びらが丸い形に重なっているポンポン咲きは、かわいい形が鮮やかな色とミックスされて、ポップな印象のブーケが作れそうです。

成功するブーケ選びとは

  ブーケとひとくちに言っても、形やアレンジに使われるお花はさまざま。着るドレスや季節、会場の雰囲気や結婚式のテーマに合ったブーケを選びたいものですね。

  まずは、自分の思い描くイメージやテーマを、フローリストさんにしっかり伝えましょう。自分の好きなお花やイラスト、雑貨や服のブランドなどもフローリストさんの参考になるかもしれません。

ブーケはドレスの一部と考え、「着るドレスの写真があれば必ず持参」が鉄則! ドレスのデザインにぴったり合ったブーケを完成させてくれるでしょう。会場の写真や自分好みのブーケをスマホなどで見つけたら保存して見せたり、雑誌を持って行くのもオススメ。

さらに気になるのは予算ですが、まずは自分の希望をフローリストさんにどんどん伝え、「できること」を整理しましょう。多少予算オーバーになっても、その他のやりくりで希望に近づけられる可能性大。

濃密な打ち合わせとプロの意見をうまく取り入れるのが、最高のブーケ探しの近道なのです。