【カジュアルウェディングとは?】テーマや衣装、演出など自分達らしい結婚式スタイル

ガーデンウェディングでのフラワーシャワーシーン

費用を抑えつつ、自分らしい結婚式を挙げたいカップルに人気なのがカジュアルウエディング。招待される側にも、肩ひじ張らないアットホームな雰囲気が好評です。
では、その会場探しや当日までをどう進めれば良いのか、人気の演出などをご紹介していきます。

カジュアルウェディングとは

森の中で行われている挙式。自然素材を活用したガーデンウェディングスタイルにたくさんのゲストが参加している

伝統的な格式やフォーマルな要素を排除し、よりリラックスした雰囲気で行われる結婚式のことを指します。
カジュアルな衣装や装飾、リラックスした雰囲気の会場などが特徴です。伝統的な厳かな雰囲気よりも、カップルやゲストがくつろげる雰囲気を重視する傾向があります。また、カジュアルウェディングでは、フォーマルなスタイルの結婚式に比べて費用を抑えることができるという利点もあります。

衣装

カジュアルなピンク色の衣装で「Love is」と言う文字を持って立っている新郎と新婦

カジュアルウェディングの衣装は、伝統的なフォーマルな結婚式の衣装とは異なり、よりリラックスしたスタイルやテーマに合わせた自由な選択が特徴です。

新郎の衣装

新郎の衣装としては、伝統的なタキシードやフォーマルスーツに代わり、軽量で快適なリネンスーツやカジュアルなジャケットにチノパンツやデニムを合わせたり、ボタンダウンシャツとベストを組み合わせたりすることがあります。また、ボウタイやネクタイの代わりにカジュアルなネクタイやリボンタイを選ぶこともあります。足元には革靴やローファーなどのカジュアルな靴を合わせることが一般的です。

新婦の衣装

一方で、新婦のカジュアルウェディングの衣装は、伝統的なウェディングドレスよりもシンプルで軽やかなデザインや素材を選ぶことがあります。たとえば、シンプルなAラインのドレスやボヘミアンスタイルのドレス、レースやチュールなどの軽やかな素材を用いたドレスが人気です。伝統的な長いトレーンやベールよりも短めのトレーンやヘッドピースを選ぶこともあります。また、足元にはボヘミアンスタイルに合わせて素足やサンダルを選ぶこともあります。
カジュアルウェディングにおける二次会の新婦衣装選びについてのコラムもありますので、あわせてご覧ください!

ゲストの衣装

また、カジュアルウェディングでは、新郎新婦の衣装だけでなく、ゲストの服装もよりカジュアルなものが求められることがあります。例えば、男性ゲストはネクタイを外したり、カジュアルなジャケットやシャツを合わせたりすることが許容される場合があります。女性ゲストも、伝統的なフォーマルなドレスよりも、軽やかな素材やカジュアルなデザインのドレスやスカートを選ぶことができます。

このように、カジュアルウェディングの衣装は、伝統的なフォーマルな結婚式の衣装とは異なり、よりリラックスしたスタイルやテーマに合わせた自由な選択が可能であり、新郎新婦やゲストがより自然な雰囲気の中で結婚式を楽しむことができます。

会場装飾

流しスタイルのゲストテーブル

よりリラックスした雰囲気やカジュアルなテーマに合わせた装飾がぴったりです。
例えば、屋外で行われるカジュアルウェディングでは、ナチュラルな要素を取り入れた装飾が人気です。会場全体に緑の植物や野外で使われるようなウッド調の装飾を取り入れることで、自然な雰囲気を醸し出すことができます。また、色とりどりの花や装飾を使って、明るく華やかな雰囲気を演出することも一般的です。

また、屋内で行われるカジュアルウェディングでは、明るく開放的な雰囲気を出すために、ライトやキャンドルを使った装飾が重要になります。カジュアルな雰囲気を出すために、伝統的なテーブルクロスや装飾よりもナチュラルな素材や色合いのものを選ぶことが一般的です。例えば、ボヘミアンスタイルのウェディングでは、マクラメや編み物の装飾を取り入れることで、アットホームな雰囲気を演出することができます。

伝統ある建物の庭で行われているナイトガーデンウェディング

さらに、カジュアルウェディングでは、よりカジュアルで個性的なアイデアが求められることがあります。たとえば、カップケーキやネイキッドケーキ、フルーツや花を使ったシンプルなケーキなどが人気です。また、ゲストとの距離を縮めるために、インタラクティブな装飾やゲームを取り入れることもあります。

このように、カジュアルウェディングの会場装飾は、伝統的なフォーマルな結婚式の会場装飾とは異なり、自然な要素やナチュラルな素材を取り入れたり、明るく開放的な雰囲気を演出するための工夫が求められます。新郎新婦の個性やテーマに合わせて、自由な発想で装飾を行うことができるのがカジュアルウェディングの魅力です。

式の進行

ゲストに囲まれて祝福を受ける新郎新婦

よりリラックスした雰囲気やカジュアルなテーマに合わせた進行が求められます。例えば、屋外で行われるカジュアルウェディングでは、通常の式の進行に加えて、自然な要素やアットホームな雰囲気を演出する要素が取り入れられることがあります。以下に、カジュアルウェディングの式の進行の具体例を示します。

1. ゲストの到着

ゲストが到着する際に、リラックスした雰囲気を演出するために、軽音楽やアコースティックな音楽を流したり、自然な装飾を取り入れたエリアで歓迎することがあります。

2. セレモニーの開始

伝統的な進行と同様に、新郎新婦とゲストが揃ったらセレモニーが始まります。しかし、カジュアルウェディングでは、司会者や新郎新婦、ゲスト同士が自然な雰囲気でコミュニケーションをとることが重視されます。

3. 誓いの交換

誓いの交換の際には、フォーマルな言葉よりも、新郎新婦の個性や日常的な言葉を取り入れたり、笑いや感動を呼ぶエピソードを交えることがあります。

4. リング交換

リング交換の際には、従来のリングピローではなく、自然な素材や個性的なアイテムを使用したり、ゲストに参加してもらう演出を行うことがあります。

5. セレモニー後のアクティビティ

カジュアルウェディングでは、セレモニー後にゲストとの距離を縮めるために、料理やドリンクの提供、ゲームやエンターテイメントの準備など、アクティビティを充実させることが一般的です。

このように、カジュアルウェディングの式の進行は、伝統的な結婚式とは異なり、より自然な雰囲気やゲストとのコミュニケーションを重視した進行が特徴です。新郎新婦の個性やテーマに合わせて、自由な発想で式の進行を行うことができるのがカジュアルウェディングの魅力です。

どんな演出がおすすめ?

具体的な演出としては以下のようなものがあります。

屋外セレモニー

自然を背景にした屋外でのセレモニーはカジュアルウェディングにぴったりです。公園やビーチ、庭園などで行うことで、自然の美しさを活かした演出が可能です。

自然素材の装飾

木や花などの自然素材を使用した装飾は、カジュアルウェディングにぴったりです。ナチュラルな雰囲気を演出することができます。

カジュアルなドレスコード

緑が綺麗な公園にたたずむ新郎と新婦

新郎新婦やゲストにカジュアルなドレスコードを提案することで、堅苦しさを取り除いたリラックスした雰囲気を作ることができます。

ファーストバイト

一番人気は、ファーストバイト。英語で「first bite」と表記し、ケーキ入刀の後新郎新婦が切り分けたケーキを一口ずつ食べさせあうという儀式。カジュアルウエディングでは、比較的シンプルなケーキが選ばれ、新婦の手作りケーキが登場することも。ケーキ作りが得意なプレ花嫁さんは、ここで自分の腕を見せれば費用も抑えられ、一石二鳥となるかも。

フードトラックやビュッフェスタイルの料理

フォーマルなコース料理ではなく、フードトラックやビュッフェスタイルの料理を提供することで、ゲストとの距離を縮めることができます。

ゲストも楽しめるイベント

ゲームや写真ブースなど、ゲストとの交流を促すようなイベントを用意することで、アットホームな雰囲気を演出できます。

DIY要素の取り入れ

MR&MRSの電飾

手作りのウェディングデコレーションやウェルカムボード、席札など、新郎新婦やご家族、友人たちが手作りしたアイテムを取り入れることで、温かみのある雰囲気を演出できます。

ライブミュージックやアコースティック演奏

生演奏を取り入れることで、よりリラックスした雰囲気を醸し出すことができます。アコースティック演奏やフォークソングなど、アットホームな雰囲気に合った音楽を選ぶと良いでしょう。

カジュアルなウェディングケーキ

ピンクのリボンがかかったようにデコレーションされた3段のウェディングケーキ

一般的なウェディングケーキよりも、カジュアルな雰囲気に合ったデザインのケーキを選ぶことがおすすめです。手作り生ケーキやフルーツをふんだんに使ったケーキ、テーマにあったデコレーションケーキなどが人気です。

ゲームやアクティビティの準備

ゲストとの交流を深めるために、ウェディングゲームやアクティビティを用意することができます。例えば、新郎新婦を当てるクイズやビンゴゲームなどが楽しいアイデアです。

カジュアルな装飾

ブランコの向こうに見えるガーデンウェディングの会場

派手すぎないカジュアルな雰囲気に合った装飾を選ぶことが大切です。照明やキャンドル、バルーンなどを使ったシンプルでナチュラルな装飾がおすすめです。

一番気になるお金の話

積み上げられた10円玉の上から植物の芽が出ている

カジュアルウエディングにかかる費用は、招くゲストの人数や選ぶ会場で大きく左右されるようです。

もし予算がオーバーしたら、会費制にしたり、着席をやめて立食パーティにすれば費用を大幅ダウンできるのが、カジュアルウエディングのいいところ。装花やウェディングケーキなど持ち込みOKの会場なら、外部発注や手作りで費用が抑えられる可能性も。一方で、郊外のロケーションや自分らしさにこだわりすぎて、車代やお礼がかさむことも注意しなければなりません。

会場にウェディングプランナーがいればよく相談し、いない場合は外注で相談するなど、プロの視点をうまく取り入れた方が、結局は安上がりになることも。

自分達らしい結婚式とは

山々を遠くに見渡せる草原の上に立つ新郎と新婦

カジュアルウェディングは、フォーマルさよりもリラックスした雰囲気を重視し、新郎新婦の個性やライフスタイルを反映した結婚式のスタイルです。自然素材や手作りの装飾、ライブミュージックやアクティビティ、カジュアルなドレスコードやフードトラックなどを取り入れ、ゲストとの交流を深めることができます。
アットホームな温かみのある雰囲気を演出し、新郎新婦らしい自由で楽しい結婚式が叶います。
自分達らしい結婚式をお考えのお二人にはおすすめのウェディングスタイルです!

まとめ 

ゲストとの距離が近くて演出の自由度も高く、その上節約テクニックが多岐にわたるカジュアルウエディング。
ふたりらしさ、アットホームな雰囲気を目指すなら、ぜひおすすめの結婚式です。 一般的な流れ通りの結婚式ではないので、一つ一つの準備に非常に手間がかかってくるかもしれませんが、そこは自分たちのこだわりを実現するために、是非がんばって結婚準備を進めてくださいね。
2人の夢が実現する素敵なカジュアルウェディングになりますように。

PLACOLE&DRESSY アプリダウンロード