【結婚式の映像】結婚式の映像にはどんな種類がある?種類ごとの特徴や依頼先をご紹介!

結婚式の動画撮影

前回の記事「【結婚式の写真】結婚式当日の写真の種類は?依頼先別のメリットやおすすめのショットをご紹介!」では、結婚式当日の写真の種類や依頼先ごとのメリットなどをご紹介しました。
今回は結婚式準備のポイント「披露宴アイテムの決定」の中の「写真アルバム・映像」から「映像」についてみていきましょう。

結婚式の中で「映像」と呼ばれるものは大きく分けると2種類あります。
映像は結婚式の重要なアイテムのひとつですが、こだわればこだわるほど費用がかかる部分でもあるためどれを取り入れようか悩んでいる方も多いはず。

そこでこの記事では、結婚式の映像の種類やそれぞれの特徴を詳しくご紹介します。また、依頼先についても説明しているので、結婚式の映像を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。

結婚式の映像には2種類ある!

披露宴で動画公開中

結婚式のアイテムで「映像」の項目としては、大きく分けると「結婚式当日の映像」と「披露宴で上映するムービー」の2種類あります。
結婚式当日の映像は、結婚式全体を撮影して記録として映像を残しておけるもの。当日撮影した映像を使ってエンドロールを作成する場合もこの項目に入ります。
披露宴で上映するムービーは、オープニングムービーやプロフィールムービーなどの演出映像のことです。さまざまな種類があり、披露宴を盛り上げる演出のひとつで結婚式には欠かせないアイテムになっています。

結婚式当日の映像

動画撮影機材(ビデオカメラ)

結婚式当日の映像は「ビデオ撮影」と「撮って出しのエンドロール」の2種類あります。
それぞれの特徴とメリット・デメリットをみていきましょう。

ビデオ撮影

ビデオ撮影とは、結婚式当日の様子を撮影し記録としてムービーに残す映像のことです。2時間ほどの長さのものや、主要場面を切り取って編集したダイジェスト版などさまざまな種類があります。
ビデオ撮影は写真とは違って音声や動きがあるので、当日の様子をよりリアルに残せるのが魅力。結婚式当日の新郎新婦は忙しいので結婚式の様子を細かく見られませんが、ビデオ撮影をしておけば後からゆっくり見返して余韻に浸ることができます。ゲストの表情や反応を見たり、スピーチや余興をじっくり見返せたりと結婚式をもう1度じっくりと楽しめますよ。

【メリット】

  • 結婚式をより鮮明に思い出してじっくり味わえる
  • ゲストの表情や反応を見られる
  • スピーチや余興を何度も楽しめる

【デメリット】

  • 費用が高い

撮って出しのエンドロール

撮って出しのエンドロールとは結婚式当日の映像を途中まで撮影して、すぐに編集し披露宴最後にエンドロールとして上映するものです。
エンドロールなので、映像と共にゲストの名前を流すのが一般的。1曲分の長さなので5分程度の映像になることが多く、どこまでの映像をエンドロールに組み込むかは映像業者のプランなどによって異なります。
撮って出しのエンドロールは、当日の様子をすぐに見ることができるのでサプライズ感があるのが魅力。ゲストが結婚式を振り返りながら楽しめるので、人気のエンドロールになっています。

【メリット】

  • 当日の映像がすぐに見られるのでサプライズ感がある
  • 結婚式を振り返って生の感動を味わえる

【デメリット】

  • 費用が高い
  • 事前に仕上がりの確認ができない

披露宴で上映するムービー

新郎新婦の入場とともに上映されている動画

披露宴で上映するムービーはさまざまな種類があります。代表的なムービーの特徴をみていきましょう。

オープニングムービー

オープニングムービーとは、披露宴が始まる前の新郎新婦入場直前に上映するムービーのことです。結婚式に来てくれたことへの感謝の気持ちや披露宴のコンセプトを伝える役割があります。披露宴を楽しんでください!というメッセージを入れ込むことも。披露宴のムードを高めて入場を盛り上げる演出になりますよ。

【上映するタイミング】披露宴の新郎新婦入場直前
【ムービーの長さ】~3分

プロフィールムービー

プロフィールムービーとは、新郎新婦の生い立ちからなれそめまでを紹介するムービーのことです。お互いの家族や友人に相手がどんな人なのかを知ってもらえるのが魅力。新郎新婦がどのように育って二人がどうやって出会ったのかを知ってもらえます。
流れとしては「新郎生い立ち→新婦生い立ち→新郎新婦のなれそめ」というのが一般的。ムービーの中に新郎新婦とゲストが一緒に写っている写真を入れるとよりゲストが楽しめます。披露宴で上映するムービーの中で1番人気があり、ゲストの注目度も高いムービーですよ。

【上映するタイミング】新郎新婦の中座中や歓談中など
【ムービーの長さ】5~7分程度

エンドロール(エンディングムービー)

エンドロール(エンディングムービー)とは、披露宴の最後に出席してくれたゲストへの感謝の気持ちを伝えるムービーのことです。新郎新婦が退場した後に上映することが多いですが、新郎新婦もゲストと共に楽しみたいときは新郎新婦が退場する前に上映することもあります。
先ほどご紹介した当日の映像を使う撮って出しのエンドロールや、前撮り写真やゲストとの写真を流しながらゲストへのメッセージや名前をエンドロール形式で流すのが一般的です。

【上映するタイミング】披露宴の最後
【ムービーの長さ】~5分

その他

上記以外にも結婚式を盛り上げるムービーはいくつかあります。

ウェルカムムービー

ゲストの待ち時間に、退屈することのないようおもてなしも兼ねて上映するムービーのことです。披露宴前の控え室や披露宴会場内の待ち時間に上映します。内容は特に決まりはありませんが、結婚式準備期間のメイキング映像や前撮り写真などゲストに楽しんでもらえる内容がおすすめです。

レタームービー(サンクスムービー)

感謝の気持ちを伝えたい相手にメッセージを贈るためのムービーのことです。新婦から親御さんへ花嫁の手紙の代わりにムービーで気持ちを伝えたり、新郎から新婦、もしくは新婦から新郎へサプライズで感謝の想いを伝えたりとさまざまなパターンがあります。当日緊張して上手く手紙を読む自信がない人やしっかりと文字で気持ちを伝えたい人などにおすすめです。

結婚式の映像はどこに依頼する?

スマホで動画を見るカップル

結婚式の映像の依頼先は、さまざまなパターンがあります。結婚式当日の映像と披露宴で上映するムービーについて、それぞれの依頼先を詳しくみていきましょう。

結婚式当日の映像

式場提携業者

式場の提携業者に当日の撮影をお願いする最大のメリットは、会場の構造や結婚式の流れを把握しているためスムーズに進められるということ。大切な瞬間をしっかりと撮影してくれる安心感があります。
また、撮って出しのエンドロールは当日編集が必要になるためリスクを伴います。そのため、式場によっては撮って出しのエンドロールは式場提携業者以外禁止していることも。撮って出しのエンドロールを取り扱ってないこともあるので事前に確認しておくようにしましょう。

外部業者

外部業者に依頼するメリットとしては、式場提携業者に頼むよりも費用を抑えられること。映像の費用はとても高いので、クオリティも保ちながら費用を安くできるのは嬉しいですよね。
ただし、持ち込み料がかかったり撮影場所に制限があったりするので注意が必要。撮って出しのエンドロールを禁止していることもあるので、映像を外部業者にお願いしたいと思っている人は式場の条件を確認してくださいね。

友人・知人・親族

撮って出しのエンドロールは無理ですが、ビデオ撮影であれば友人や知人、親族にビデオカメラで撮影してもらう方法もあります。心づけとして1万~3万円ほど渡すのが一般的なので、業者に頼むよりも安く済ませられるのが魅力です。
ただし、ゲストが結婚式を撮影するのはかなりの負担になります。心づけを渡してしっかり感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。プロではないのでクオリティには期待しすぎないことも大切ですよ。

披露宴で上映するムービー

式場提携業者

式場の提携業者にムービーを頼むメリットは、手間や時間をかけずにムービーが出来上がることです。必要な写真やコメントなどを用意すれば、プランナーが手配して完成したムービーの確認もしてくれます。
デメリットとしては、仲介手数料などが上乗せされるため費用が高くなる点。ムービーの種類も限られてしまうので、好みのデザインがないこともあります。

外部業者

制作業者によってさまざまなテイストのムービーが用意されているので、お二人好みのムービーや結婚式のテーマに沿ったムービーを選べるのがメリットです。お二人の要望に合わせてオリジナルの提案をしてくれるなど自由度の高い業者もあります。プロが作っているので、クオリティの高いムービーが作れます。
デメリットは、式場によっては持ち込み料が必要になることがある点。ムービー1つにつきいくらと決められている場合や、上映し放題のプランなどさまざまなのでプランナーに確認しておくようにしましょう。また、写真枚数を増やすなど映像にこだわりすぎると式場提携業者に発注するよりも費用がかかってしまうので注意が必要です。

手作り

披露宴で上映するムービーをお二人で手作りする方法もあります。最大のメリットは費用をかなり安く抑えられること。ムービー作成用のソフト代やDVD代などで済むことが多く、あらかじめパソコンにインストールされているアプリなどを使えばソフト代もかからずに作成できます。また、業者のように写真枚数やムービーの長さなどに制限がないので、お二人の好きなように作成できるのも魅力です。
デメリットはやはり手間と時間がかかること。写真を1枚1枚スキャンする手間があり、ムービー作りに慣れていない人がほとんどなのでソフトの使い方を覚えることから始める必要があります。簡単な作業ではないので、時間に余裕をもって作り始めるようにしましょう。出来上がったら上映できるかどうかプランナーと確認するのを忘れないでくださいね。

まとめ

今回は結婚式の映像に焦点を当ててご紹介しましたが、いかがでしたか。
ご紹介したように結婚式の映像には2種類あり、それぞれ役割が異なります。映像はとても重要なアイテムですが、費用がかかる部分でもあるので悩んでしまいますよね。
結婚式全体の費用との兼ね合いも考えながら、どこに重点をおくのかをお二人でよく話し合ってみましょう。
お二人にとって後悔のない、思い出に残る結婚式の映像が残せるといいですね。

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