やっておいて良かった!結婚式準備【PARTYレポート】

新郎新婦が両手を重ね合わせてハートの形を作っている

皆さんこんにちは。
PARTYレポート第4弾は、結婚式当日ではなく、準備期間のエピソードをレポートします。先輩花嫁たちが感じた「やっておいて良かった結婚式準備」です。

皆さんまずは式場探しで苦労するかと思いますが、式場が決まったら本当のスタートです。打合せを進め、様々なことを調べていくと、準備すべきことがたくさんあることに驚くでしょう。あまりの多さに、結婚式準備から目を背けて後回しになってしまう人もいるかもしれません。

「これも用意した方が良いのでは?」
「これも考えておくべきでは?」

と、考えれば考えるほど、準備項目が増えていってしまいます。

今回は、先輩花嫁たちがやっておいて良かった!と思うことを伺って、準備レポをご紹介していきますので、ぜひ一度読んでみてくださいね。

式場探しの前に!招待ゲストの人数・顔ぶれを明確にする

(花緒里さん 仮名)

たくさんの紙にマジックで名前を書いている

花緒里さんたちは、とにかくゲスト満足を優先した結婚式にしたいと考え、式場選びを何よりも重要視していました。

まず2人は、どんな規模の結婚式にしたいかを話し合い、そして誰を呼ぶかまで詳細にリストアップしました。そうして、ゲストの中から「+αのケアをすべき人」を明確にしたのです。

子連れの友人・妊婦の親族・足の悪い祖母・遠方に住む友人…
そんな顔ぶれから2人が導いた式場の絶対条件は以下の通りでした。
・新幹線の駅から徒歩5分以内もしくは無料シャトルバスがある
・駐車場の提携があるもしくは完備
・完全バリアフリー
 ・受付~お見送りの導線で屋外を通らない
 ・雨が降っても寒くても室内で代替演出が可能
 
条件が多く、厳しかったために、式場の候補は2つのみとなりました。
しかし、2つのみだったからこそ、迷うことはなくしっかりと2か所を比較してより良い方の式場を選ぶことが出来ました。

この条件を満たす式場だったからこそ、例えば「タクシーチケットを用意した方が良いかな」「寒さや雨対策を考えなきゃ」「駐車場が無いから自己負担してもらうのが申し訳ないな」等を気にかける必要はなく、『おもてなし』に全力をかけて準備を進めることができました。

ゲスト1人1人に合った気遣いは式場決定から始まる

きっと今準備されている新郎・新婦の皆さんは、お子様連れの方やご高齢の方、妊婦さん等への配慮を一生懸命考えていることと思います。

もちろん、式場決定後に考え始めるのでも遅くはありませんが、例えば、「雨なのに外を通らなくてはいけない」や「アクセスが悪いから一部ゲストの負担が大きい」、「車イスの祖母が段差を降りなくてはいけない」等という『2人が努力してもどうにもならない式場由来の部分』には出来ることが限られます。

どうすれば少しでも負担が減らせるか?と考えるよりも、そもそもそんな悩みをもつ必要がない会場を選べたら、その他の準備に全力を注ぐことが出来ますよね。

どんな天候でもゲストが不快にならないかが重要

緑に囲まれて雨の中で傘をさしながらキスをする新郎新婦

著作者:freepic.diller/出典:Freepik

きっと誰しもが、天気が良くて温かい3~5月や9月~11月に結婚式を挙げたいと考えますよね。しかし、例えば、「仕事の繁忙期の都合で1月2月が良い」や、「予算の都合で値引きが大きい7月にした」等、天候の影響を受ける時期だった方も多いと思います。

またどんなに良い時期を選んだとしても、台風が来たり、雨が降ったり、強風だったりと、当日がどんな天気になるかは分かりません。だからこそ、天候によってゲストが不快な思いをするような作りの式場は避けるようにしましょう。

ムービー系は自分で作らずプロに頼る!

(海帆さん 仮名)

Macで動画を編集する

海帆さんたちは、結婚式は出来る限り節約をしていこうと考え、持ち込み可能なのは全て自分たちで手配することにしました。そのうちの1つが、ムービーです。海帆さんはプロフィールムービーとエンドロールを流す予定でした。

当初は、どちらも自分たちでパソコンを使って作ろうと思っていましたが、少し前に結婚式を挙げた友人と会った時から、その考えは変わっていったのです。
友人は、「ムービー作成は1番時間がかかって、結婚式前日まで編集していた。焼きあがったのは当日の朝だった。やり直せるとしたらムービーは外注する。」と言うのです。

それでも海帆さんは、一度は自作を試みてみることにしました。しかし結果としては、自作から外注へシフトチェンジすることにしたのです。想像以上に作成に時間を要し、しかも時間をかけた割には低クオリティ…。

少しでも安価にクオリティ高く作成をしてくれる個人のクリエイターを探し出し、式場に注文する半額以下で作成できました。そして納得の出来上がり!
友人が言っていたことは正しかったのだなと、身に染みて感じたそうです。

節約のために自作は負担大&クオリティに不安が

ムービー作成に時間がかかり、前日ギリギリまで準備をしていた、というのは結婚式の準備あるあるですね。普段からパソコンで映像編集をしているのであれば、問題ないと思いますが、そんな人は一握りですよね。

大半の人がムービー作成に関しては素人同然のはずです。そのため、映像作成は早めに進めなくてはいけませんが、その前に衣装や小物の検討をしたり、招待状を作成したり、打合せの準備をしたり、映像の素材を集めたり…。作成にうつるまでに時間がかかってしまうのです。

結婚式前日まで準備に追われていては、当日の体調もボロボロ、肌の調子も良くない等、一生に一度の結婚式に万全な体調に臨めませんよね。そしてそんなに頑張って作ったのに、仕上がりは一昔前のスライドショーのようになってしまうことも…。

今は、個人のクリエイターサイトで安価に動画を作成してくれる人も多くいますし、SNSでモニター応募等の手段もありますので、サンプル動画等をよく見て、自分好みのムービーを作成してくれる方にお願いできたら良いですね。

持ち込みアイテムはイメージを完全に固めてから購入

(涼音さん 仮名)

白を基調とし、たくさんお花とレースで飾られた高砂テーブル

著作者:senivpetro/出典:Freepik

涼音さんは、とにかくウェルカムスペースやメインテーブル、ゲストテーブルの装飾をおしゃれにしたいと考えていました。

まず行ったことは、SNSで投稿されている結婚式レポをとにかく見続けて、自分好みの装飾の写真や、使用したい小物の写真を収集し尽くしました。
そして写真を厳選し、パソコンで合成しながら、全体イメージ画像を作成したのと同時に、購入すべき小物の購入先と金額を一覧にした表を作成したのです。

こうすることで、式場スタッフと打合せをするときに、イメージ共有を具体的にすることができたのと、式場で用意した場合と自分で用意した場合を比較し、より良い方を選択することができたのです。

涼音さんは結婚式後、友人みんなに「本当にオシャレだった!」と褒められて本当に嬉しく感じましたし、オシャレな小物が自宅に飾られているので、日々の生活でも気分が上がって最高の気分だそうです。

安価で不要な小物ばかりにならないように

テーブルの上に置かれたキャンドルと花

著作者:pvproductions/出典:Freepik

ウェルカムスペースや会場内装飾を自分たちで用意するときに、注意をしなくてはいけないのは、例えば100円ショップや雑貨屋さんで目に留まった可愛いものをその都度買ってしまったり、安いからとりあえずという気持ちで買ってしまったりすることです。

そうやって全体像を考えずに買ってしまうと、実際に合わせてみた時に浮いてしまって使用しなかったり、自宅でも飾るほどのものでもなかったりと、結果として捨てることになってしまうこともあるからです。もちろん、全体の統一感もないので、オシャレにはならないかもしれません。

そのため、まずは全体イメージを明確にすることと、多少値が張っても結婚式後に自宅に飾りたいと思えるような小物を購入することがベターです。

前撮りで撮りたいカットを撮りきる!

(彩矢さん 仮名)

ウェディングドレス姿の新婦

彩矢さんは、一生に一度の晴れ姿だからこそ、普段は撮らないような写真を沢山撮りたいと考えておりました。SNSでも情報収集する中で、撮りたいと思う「希望カット」がどんどん増えてしまっていました。

当初は、前撮りは和装のみで軽く行い、結婚式の写真プランを良いプランにして、たくさんの写真を撮ってもらおうと考えておりましたが、担当スタッフに伝えると『披露宴の進行もあるため難しい』と言われてしまいました…。

しかし写真を諦めきれなかった彩矢さんは、急遽洋装ドレスの前撮りも追加することにしたのです!その分、結婚式のプランは標準的なものにして、バランスを取りました。

結果として、前撮りで希望カットを全て撮ってもらえたことで、結婚式当日はゲストとの時間に集中できたので、この選択は大正解だったと感じたそうです。

多すぎる希望カットはゲストとの時間を減らすことに

彩矢さんが考えたように、プロにヘアメイクをしてもらうなんて、一生に一度しかない貴重な晴れ姿ですから、色々な写真を撮りたいと感じますよね。結婚式準備を調べると、『希望カットの一覧を作成してカメラマンに共有した方が良い!』と記載しているページも多くあります。

もちろん、「お母さんとのツーショットを撮りたい」「お父さんと腕を組んだ後ろ姿を残したい」といったような希望カットは伝えるべきかと思います。

しかし例えば「お姫様だっこ」や「床に寝転んだ写真」等の希望カットを、結婚式当日の進行の中で指定するのはおススメではありません。本来行わないことを追加していますので、その分ゲストと過ごす時間が減っていってしまうからです。

ゲストとの写真や自然な表情が後の宝物に

たくさんのゲストに囲まれて祝福を受ける新郎新婦

希望カットを収めるためにカメラマンが新郎・新婦を撮ってばかりいては、ゲストが2人に近付くことができませんよね。2人にとって大切な人を招いているはずなのに、それでは本末転倒です。

だからこそ、様々な希望カットは前撮りで撮りきって、結婚式当日は必ず撮りたいカットのみを指定し、その他はゲストと話す写真や、ゲスト自身の表情を多く残してもらうようにお願いしましょう。その写真を見返すことで、「本当に楽しかったね」「楽しそうにしてくれて良かったね」と2人で振り返り、喜び合うことのできる宝物になるはずです。

まとめ

如何でしたでしょうか。
ネットでどんな準備をすべきなのかを調べると、大小さまざまな準備項目が出てきて、準備を楽しめなくなってしまいますよね。
今回ご紹介したレポートを、「全てを細かく考える」のではなく、「自分自身に余裕を作る下準備」をする内容のものをピックアップしてみました
ぜひ今回のレポートを参考に、自分のこだわりを叶えるために、どんな下準備が必要なのかを考えてみてくださいね。

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