【ペット婚】結婚式に犬・猫と参加する条件|できる演出と式場の探し方

ガーデンでペットの犬とともに佇む新郎新婦

Last Updated on 2026年9月13日 by BridalStyleスタッフ

皆さんこんにちは。
今回のWeddingトレンドレポートは「ペット婚」についてご紹介していきます。
過去のレポートこちら→(シンプルウェディングお料理・ドリンク引出物ペーパーアイテムゲスト参加型の演出高砂スタイル少人数ウエディング

結婚式の場にペットが登場するシーンを見たことはありませんか?
以前は前撮りをペットと一緒に撮る、ということはありましたが、結婚式そのものに参加するということは中々ありませんでした。また、式場側も対応していませんでした。

しかし、近年はペットが挙式や披露宴で新郎新婦と一緒にゲストの前に登場することが本当に増えているのです。
特にワンちゃんのイメージが強いかと思いますが、今は猫やうさぎ、カメやオウム等も参加できる式場もあるようです。

以前に比べて、「ペットは室内で生活を共にする」「子どものように愛する」という意識が強くなり、大切な家族だからこそ一緒に参加してほしいと願う新郎新婦が増えているのです。
今回は、結婚式で犬や猫にお願いできる役目、当日ペットがどんな1日を過ごすのか、式場に確認すべき条件、そしてかかる費用までをまとめていきます。

【この記事のポイント】
・リングドッグ、エスコート、結婚証明書への足型など、犬・猫にお願いできる役目がわかる
・ペット同伴ウェディングで式場に確認すべき条件を、チェックリストで確認できる
・猫と参加する場合の注意点、当日の持ち物、シッター代などの費用の目安も紹介

目次

結婚式でペットにお願いできる役目|ペット婚でできる演出

ベールの上に座る猫

漠然とペットも参加してほしい!と思っても、では実際にペットはどんなことが出来るのか?どんな1日を過ごすのか?あまりイメージが出来ないですよね。まずはイメージを膨らませていきましょう!

リングドッグをはじめ、犬・猫にお願いできる5つの役目

結婚指輪を見つめる犬(ヨークシャテリア)

著作者:freepic.diller/出典:Freepik

リングピローを運ぶ

ペットが参加すると聞いて、まず頭に浮かぶのは「リングドッグ」ですよね。ペット婚と言っても、ペットの9割はワンちゃんなのが事実ですが、中には猫ちゃんが首輪とリードをつけて、バージンロードを歩いたという事例もあります。その他のペットだと、運ぶのは難しくても、リングピローを体につけて、新郎が抱いて登場するというのも可能です。

新郎・新婦のエスコート

先ほどの項目で、「新郎が抱いて登場するのも可能」と書いた通り、挙式や披露宴で新郎・新婦が抱いて登場し、そのまま一緒に歩く(エスコートしてもらう)というのも素敵ですね。

ウェルカムペット

ガーデンやロビーでゲストが来るのを新郎新婦と一緒に待ち、かわいらしい姿を見せるだけという、ペットには負担の少ないお役目です。新郎新婦とゲストが撮る写真に一緒に写るというのも魅力的ですね。

結婚証明書へのサイン

人前式の結婚証明書には、「証人」が記名する欄があります。ここに、ペットの足型を残すという、「証犬」「証猫」「証鳥」…も可能です。嫌がって暴れると逃げられてしまう可能性があるので、事前の練習が必要ですね。

ケーキ入刀、ファーストバイト

式場によっては、披露宴会場内は一切NG、披露宴会場内でゲージでの待機だったらOKや、会場内で前に出ることもOKと、対応が異なります。もし会場内で前に出ることが可能であれば、ケーキ入刀の際に抱っこをしながら行うことも出来ますし、式場によってはペット用のケーキを用意してくれるところもあるそうなので、家族みんなでファーストバイトをすることが出来ますね。

猫と一緒に参加する場合のポイント

ペット婚の9割は犬ですが、猫と一緒に挙式をするカップルもいます。ただし猫は犬に比べて環境の変化に敏感で、知らない場所や大きな音に強いストレスを感じやすい動物です。バージンロードを歩かせるより、キャリーやカートに入ったまま参加してもらう形が現実的でしょう。

猫と参加する場合は、次の点を式場に確認しておきましょう。

  • キャリーやカートに入ったままなら入場できるか
  • 脱走を防げる個室の待機スペースがあるか(窓やドアの構造も確認を)
  • リードやハーネスの着用が条件になっていないか

猫は音に驚いて一気に逃げてしまうことがあります。クラッカーやフラッシュ撮影のある演出とは重ならないように進行を組み、出番は挙式の一場面だけに絞るのが安心です。

どんな1日を過ごすのか?

披露宴のゲスト席横に座る犬

著作者:freepic.diller/出典:Freepik

それでは、ペットたちは結婚式場でどんな1日を過ごすのでしょうか?

新郎新婦の支度が仕上がるまでは別部屋待機

ブライズルーム(お支度部屋)へペットが入れる式場はほぼ無いと言っても大げさではありません。ブライズルームにはお支度道具やドレス等があり、あまり広いスペースでも無いため、ペットは不可なのです。そのため、一緒に式場へ行ってしまうと、長い時間別の部屋で待たなくてはいけません。その間のお世話係も用意しなくてはいけませんし、知らないところで長時間さみしい思いをさせてしまいます。できれば、慣れている家族に預け、ギリギリのタイミングで式場に来てもらえることがベストですね。

待合いラウンジやチャペルはペットOKな会場も

食事を出さないスペースであれば、ペットはOKな式場も多くなってきています。ただし、新郎新婦は写真撮影や挙式のリハーサルや本番があるため、要所でしかペットのそばにいることは出来ません。基本は、お世話係の人の近くにいることになります。

披露宴会場はペットNGな会場も多い

食事を扱うため、衛生管理上、披露宴会場内はペット一切NGな式場も多いです。そのため、挙式は参加するが、披露宴中は別部屋待機や、ガーデンでゲージの中にいてもらうことも。その間も、ペットを1人にはしておけないので、お世話係の人がそばにいる必要性があります。披露宴は約2時間半です。せめて、会場内でゲージに入っていれば、家族の席近くにいてもOKという式場にするのがベターですね。

ペット同伴ウェディングの条件|式場に必ず確認すること

キスしているインコのカップル

ペットがどんな1日を過ごすのかを見たところで、式場によっては大事なペットにさみしい思いをさせてしまうことが分かりましたね。そうなのです。ペット婚で1番大切なことは、ペットと快適で素敵な結婚式ができる式場を探すことなのです!

まずは叶えたいことを決めよう

2人でしっかりと話し合い、待合スペース・挙式・ウェルカムパーティ・披露宴の、どこまでペットに参加をしてほしいのかを考えましょう。また、参加は可能でも、例えば「ドレスが汚れる可能性があるので足型スタンプはお断りしています」という式場もありますので、必ず自分たちが行いたい演出まで考えましょう。

予約の前に電話で確認!

叶えたいことを決めたら、式場見学の予約をします。ネット上ではペットに関する記載が無い式場も多いため、予約の際は必ず電話で確認をしましょう。時期によっては、ネットから予約する方がお得なこともあるため、その場合はネット予約後、必ず電話確認をし、希望に沿わない場合には見学を検討しましょう。

ペットのケア面も忘れずに確認しよう

希望の演出だけではなく、大切なペットに快適に過ごしてもらうためには、ケア面の確認も忘れてはいけません。ペットの室内待機スペースはあるのか、ペットシッターの紹介はあるのか等、予約の際に一緒に確認しましょう。近年はペット婚を推奨している式場もあり、ホテルだとペットとそのまま一緒に泊まれたり、出番以外は部屋で休めたりというサービスもあるようです。

式場に確認する条件チェックリスト

ペット同伴の条件は式場ごとに細かく違います。見学の予約をする段階で、次の項目をひととおり聞いておきましょう。答えを書き留めて式場ごとに比べると、判断がしやすくなります。

  • 入れる場所はどこまでか(ガーデン・待合ラウンジ・チャペル・披露宴会場)
  • 同伴できる頭数と、大型犬でも可能かどうか
  • ワクチン接種証明書の提出が必要か、いつまでに出すか
  • マナーウェア(おむつ)や靴下の着用が義務づけられているか
  • バージンロードを歩かせてよいか、抱っこのみか、カート内のみか
  • 足型スタンプなど、衣裳が汚れる可能性のある演出が可能か
  • 待機用の個室やゲージの貸し出しがあるか
  • ペットシッターの手配・紹介があるか
  • ブライダル保険の加入が必須条件になっているか
  • 追加料金がかかるか(ペット同伴料、クリーニング代など)

式場の公式サイトにペットの記載がないからといって、不可とは限りません。逆に「ペットOK」と書かれていても、実際はガーデンのみというケースもあります。必ず電話で、どこまで参加できるのかを具体的に確認してください。式場選び全体のポイントは「【結婚式場の選び方】先輩カップルの決め手ランキング付き|8つのチェックポイントと失敗しないコツ」でもご紹介しています。

ペット婚の注意点

手のひらの上に乗るカメ

ペットが一緒に結婚式に参加するということは、もちろん通常の結婚式とは大きく異なりますので、注意すべき点も少なくありません。下記の点を事前に考慮し、準備を進めていきましょう!

挙式は人前式になる

ペットが挙式に参加する場合、ほとんどの式場はキリスト教式ではなく、人前式へ変更となります。人前式になると、結婚証明書への足型スタンプなども可能になりますし、司会者が入りますので、大切なペットの存在を紹介してもらうのが良いですね。

人前式でどんな演出ができるかは「【人前式の演出アイデア集】入場・誓いの言葉・承認・退場まで人気の演出を紹介」でまとめてご紹介しています。

招待状にペットが参加することも記載しよう

ゲストの中には動物の毛でアレルギー症状を起こす人もいます。特に猫アレルギーの方は身近にもいますよね。そのため、必ず招待状にペットが参加することを記載しましょう。もしかしたら、動物が苦手でペットがいるのであれば列席をしたくないという人もいるかもしれません。何も知らせずに当日嫌な気持ちにさせてしまわないよう、配慮をしましょう。

衣裳を破損した場合の保険加入は必須

爪が引っかかってしまったり、ペットの糞尿がかかってしまったりするリスクは、ペットをそばに置く以上ゼロではありません。そのため、必ずブライダル保険に加入しましょう。ブライダル保険に加入していれば、万が一衣裳を破損したり、会場を汚してしまったりした場合に、保険会社が補償をしてくれます。式場側から、ペット婚の必須条件として提示される場合もあります。

マナーウェアや靴下に慣れるようにしよう

式場内で糞尿をしては困りますので、マナーウェア(おむつ)の着用と、爪を覆う靴下の着用が義務付けられている場合があります。結婚式当日に突然付けても、嫌がる子が多いと思いますので、日常的につけるようにして、慣れてもらうように努めましょう。

お世話係の人に1日の流れを細かく伝えよう

お世話係を家族や友人にお願いする場合には、必ず1日の流れや動きを細かく伝えましょう。なぜなら、式場外で散歩をして気分をリフレッシュしたり、移動前のトイレや食事をとったり、ペットが快適に過ごせるような配慮が必要ですが、慣れていないと中々気付くことができません。また、お世話係の人自身の準備等もありますので、タイミングが合わないと挙式に遅れてしまう!なんてことも…。お世話係の人に明確に伝えられるよう、まずは新郎新婦がスタッフと綿密な打合せをしましょう。

できれば専門のペットシッターを用意しよう

先ほどから何度か話に出てきていますが、『別部屋やガーデンで待機』という時間も少なくありません。その間、お世話係を家族や友達にお願いすると、その待機時間はお世話係の人を拘束することになってしまいます。ペットもあまり知らない人で、扱いに慣れていない人が近くにずっといるのもストレスに感じてしまいますよね。その点、ペットシッターであれば、気兼ねなくお世話をお願いできますし、何かあれば対応してくれるはずです。
費用の目安は半日で10,000円~20,000円程度。式場が提携シッターを紹介してくれることもあるので、まずは式場に聞いてみましょう。

当日ペットに持っていくもの

持ち物は、遠出のおでかけと同じと考えておけば大きく外しません。慣れない場所で長い時間を過ごすので、いつもの匂いのするものがあると落ち着きます。

  • いつものフードとおやつ、水と食器
  • マナーウェア、ペットシーツ、汚物を入れる袋
  • 使い慣れたタオルやブランケット、お気に入りのおもちゃ
  • リードとハーネス、キャリーやカート
  • ブラシとウェットティッシュ(写真の前に整えるため)
  • ワクチン接種証明書のコピー
  • 常用している薬があればその分

衣裳を着せる場合は、当日ではなく事前に何度か着せて慣らしておきましょう。当日いきなり着せると、嫌がって動かなくなってしまうことがあります。

ペットと参加する結婚式についてよくある質問

Q. ペットの同伴に追加費用はかかる?

A. ペット同伴そのものに追加料金がかからない式場も多いですが、会場によってはペット同伴料やクリーニング代を設定していることがあります。むしろ費用として見込んでおきたいのは、ペットシッター代(半日で10,000円~20,000円程度)、ブライダル保険料、ペット用の衣裳代です。見積もりの段階で、ペット関連の費用を分けて出してもらいましょう。

Q. 犬以外のペットも参加できる?

A. 猫、うさぎ、フェレット、鳥など、犬以外のペットと挙式をした事例もあります。ただし対応できる式場は犬に比べて限られるので、必ず種類を伝えたうえで確認してください。ケージやキャリーに入ったままの参加なら受け入れてくれる会場もあります。

Q. ゲストにアレルギーの人がいる場合は?

A. 招待状にペットが参加することを必ず明記し、参加する場面も伝えておきましょう。挙式だけペットに参加してもらい、披露宴からは別室で過ごしてもらうという分け方にすれば、動物が苦手なゲストも安心して参列できます。テーブルの配置を分けるといった配慮も有効です。

Q. 子犬や老犬でも参加できる?

A. 年齢そのものの決まりはありませんが、体力が第一です。ワクチンが完了していない子犬は参加できないことがほとんどですし、老犬や持病のある子は、長時間の待機が負担になります。出番を挙式の数分だけにする、ウェルカムスペースでの記念撮影だけにするなど、短く区切る形を検討してください。かかりつけの獣医師に相談しておくと安心です。

Q. リハーサルはできる?

A. 式場によっては、事前にペットを連れて会場を下見させてもらえます。当日いきなり初めての場所を歩かせるより、一度でも来たことがあるほうが落ち着きます。リングドッグをお願いするなら、自宅でリングピローを背負って歩く練習も重ねておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
漠然とペット婚をしたい!と思って、このコラムを読んだら、こんなに大変ならやらなくても良いかも…と思ってしまったでしょうか。
確かに、大切な家族であるペットに、なるべくストレスをかけずに参加してもらう配慮は大変なものかと思いますが、結婚式当日に近くにいてくれることは何にも変えられません。
一生に一度の晴れ姿ですから、家族みんなで記念に残したいですよね。
ペット婚を成功させるためにまず大切になるのは、「式場選び」です。
どこまで一緒にいられるのか、条件を具体的に聞き比べていくと、ペットにとっても無理のない1日が組み立てられます。
ぜひ、見学前から沢山質問して、自分たちにぴったりの式場を見つけて、素敵な1日にしてくださいね。